マーケティング分野で活躍したいと願う若きビジネスパーソンや学生必読の書。元P&Gを筆頭に数々の著名企業でマーケティング部門を率いてきた音部大輔氏が、今さら聞けないマーケの疑問に加え、キャリアや仕事の悩みにも全力回答! 380ページの大ボリューム。これ1冊読めば、あなたの「マーケティングの扉」が開きます。卓越したマーケティングの技術を使ってあらゆる難題を打ち返す音部氏の回答に、腕利きマーケターならではの優れた問題解決パワーを垣間見ることができます。
仕事の悩み・キャリアの不安に、読めばじわじわ効いてきます
「クリエイティブの良しあしを判断する基準とは?」「広告賞に意味はあるのか」「上司の承認が得られないプラン、あなたに足りないもの」「大学で学んだマーケティングの知識は社会でも役立つか」「『非エリートマーケター』がのし上がっていくためには」――読者から寄せられた88の疑問に、音部氏が温かく語りかけるような文章で回答。P&Gを皮切りに、ダノン、日産自動車、資生堂など名だたる企業でマーケティング部門を指揮してきた音部氏が、現場でつかみ取った経験を基に「マーケティング」「キャリア」「戦略の立案と遂行」「リーダーシップ」「スキル」の5つの観点から、キャリアや人生の岐路に立つ読者に対して次のステップへ踏み出すための成長のヒントを授けます。
さらに今回本書の刊行にあたり、大学の人気ゼミでマーケティングを学ぶ現役大学生からも質問を募集。仕事や生き方の原点に立ち返るような率直な疑問にも、音部氏が真正面から向き合いました。一問一答の読みやすい形式で、音部氏が心掛け、実戦するマーケティングのエッセンスを学べるのも特長。専門的な領域の話題も、誰にでも分かりやすい文章で解説しています。マーケティング分野で働く人に限らず、キャリアアップを目指す幅広い分野のビジネスパーソンが気軽に手に取れる1冊です。
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書名:『マーケティングの扉 経験を知識に変える一問一答』(日経BP)
著者:音部大輔
定価:1800円(税別)
発売日:2023年4月20日
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【主な掲載エピソード】
第1章 マーケティングの扉
- 「いいマーケター」はマーケ以外から多くを学ぶ
- 人間力か組織の輪か? 企画実現の合意形成に必要なもの
- 大学で学んだマーケティングの知識は社会でも役立つか
- 「令和のフィリップ・コトラー」は誰?
- 上司の承認が得られないプラン、あなたに足りないもの
第2章 キャリアの扉
- 優秀なマーケターを目指す人に向けた転職の心得
- キャリアに迷ったら「給料アップ」を意識してみる
- P&G退社を決めた40歳 仕事に生き続ける大切な経験
- それが目的ではないが、「広告賞」には意味がある
- 外資系か日系か、マーケターが仕事をするならどっち?
第3章 戦略の扉
- 誰でもできる、大きな視点から「戦略」を立てるコツ
- あなたのフレームワークは時代遅れになっていないか?
- ブランドに必要な「パーパス」を規定するための勘所
- ブランドマネジメントの文化は、善悪の判断基準の導入
- 失敗を他人のせいにする人のカッコ悪いで済まない問題
第4章 リーダーの扉
- 仕事で大失敗した後輩にかける言葉
- スタートアップのCMOが持つべきスキルセットとは
- 抜きんでたエースがいなくても勝てる組織を目指せ
- 「マーケターの素養」を見抜く、とっておきの質問
- P&G人事リーダーから面接担当者へ3つのアドバイス
第5章 スキルの扉
- 価格は機能なり、「値上げ」を消費者に伝える良い方法
- 使用体験に依存しない腕利きマーケターが見ているもの
- 意見が合わない相手と分かり合うためのテクニック
- クリエイティブ案を評価する「目的」と「基準」
- 積年の課題、『機動戦士ガンダム』を愛する理由に挑む
ほか、全88題
【著者について】
クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役