「パーパス(Purpose)」とは「存在意義」のこと。企業や組織、ブランドがなぜ社会に存在するのか、そこに属する社員は何のために働いているのか──今、あらゆる企業がステークホルダーからこの問いを突きつけられています。「日経ビジネスLIVE」と共同で開催する本セミナーでは、パーパスを基軸とするブランディングに取り組む花王とキリンビバレッジのブランドマネジャーのお二人、そしてパーパスブランディングの実践に詳しいコンサルティング会社SMOの代表取締役、齊藤三希子氏を迎え、パーパスとは何か、パーパスブランディングをどのように実践するかを解説します。

 欧米企業はもとより、日本でも有力企業が次々に「パーパス(存在意義)」を発表しています。社会や人々の価値観が揺れ動いているなかで、「パーパス=存在意義」を見直すことは、社内外の共感と信頼を獲得するために不可欠となっているからです。

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 ところが、そもそもパーパスとは何か、どのように決めるのか、いまひとつ理解しにくいところもあります。そして、実際にマーケティングやブランディングの現場でどのように運用するのか……。

 付け焼き刃の取り組みは、逆効果を生みかねません。パーパスは「決めて終わり」ではなく、「浸透させる」ことのほうがはるかに重要で、時間も手間もかかります。ステークホルダーから「パーパスウオッシュ(パーパスと実際の行動がかい離しているなど、見せかけだけの状態)」と見なされた場合、逆に大きなリスクになりかねないのです。

 そこで日経クロストレンド・カレッジでは、日経ビジネスLIVEと共同でセミナーを企画しました。実際にブランドパーパスを軸にしたブランディングに取り組む花王の佐鳥翼氏、キリンビバレッジの加藤麻里子氏の2人のブランドマネジャーを招き、「パーパスブランディングの現場」にリアルに切り込みます。

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 また、数多くの企業のパーパスブランディングをサポートしてきたSMOの齊藤三希子氏をモデレーターとしてお迎えし、パーパスブランディングに取り組む際のポイントや課題も浮き彫りにしていきます。ご質問も大歓迎。ぜひご参加ください。

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【プログラム】

19:00~20:00

【講演】
「クイックル」と「午後の紅茶」の人気はなぜ続く? 花王とキリンビバレッジのブランド責任者に学ぶ「パーパス」

 花王「クイックル」のブランドマネジャー、佐鳥翼氏。キリンビバレッジ「午後の紅茶」のブランドマネジャー、加藤麻里子氏。お二人は今、それぞれのブランドでパーパスを軸にしたブランディングに取り組んでいます。そのプロセスと効果、実際に取り組んだからこそ分かる難しさなどをお聞きします。さらにパーパスブランディングの専門家、齊藤三希子氏をモデレーターとして、企業がパーパスにどのように取り組むべきかを考えていきます。

佐鳥 翼 氏
花王 ホームケア事業部 ブランドマネージャー
佐鳥翼氏

入社以来約20年にわたり、ヘルスケア・男性用化粧品・飲料事業のマーケティングに従事。2019年よりホームケア事業部にて「クイックル」「リセッシュ」を担当し、20年より現職。現在は「クイックル」「マジックリン」のブランドマネージャー
加藤 麻里子 氏
キリンビバレッジ マーケティング部 ブランド担当 主査 シニアブランドマネージャー
加藤麻里子氏

大学卒業後、ネスレニュートリション(現ネスレ日本 ネスレヘルスサイエンスカンパニー)に入社し、営業部を経て、マーケティング部に所属。その後、モンデリーズ・ジャパンに入社し、マーケティング部で「クロレッツ」「リカルデント」のブランドマネージャーとして従事。2018年4月にキリンへ入社し、同社マーケティング部で「午後の紅茶」ブランドマネージャーとして従事。現在、シニアブランドマネージャーとして、「午後の紅茶」に加え「トロピカーナ」ブランドも担当
齊藤 三希子 氏
SMO(エスエムオー) 代表取締役
齊藤三希子氏

電通に入社後、電通総研への出向を経て、2005年に齊藤三希子事務所(後にエスエムオーに社名変更)を設立。「本物を未来に伝えていく。」をパーパスとして掲げ、パーパスブランディングを日本でいち早く取り入れる。21年7月、著書『パーパス・ブランディング~「何をやるか?」ではなく「なぜやるか?」から考える』(宣伝会議)を出版

20:00~20:30

【Q&A】
視聴者の皆様との質疑応答

【開催概要】

名称:日経クロストレンド・カレッジ/日経ビジネスLIVE
日時:2022年8月23日(火)19:00~20:30
会場:オンライン開催(Zoomを使ったWeb配信セミナーです)
価格:日経クロストレンドの有料会員およびセミナー・プラス会員、日経ビジネス電子版の有料読者は無料(追加料金なし)で受講いただけます
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