長引くコロナ禍は我々の生活や働き方を変えただけでなく、消費の最前線であるリアル店舗にも急激なDX(デジタルトランスフォーメーション)をもたらしました。西武渋谷店のCHOOSEBASE SHIBUYA(チューズベースシブヤ)を手掛けたそごう・西武の伊藤謙太郎氏と、渋谷地下街「AZLM CONNECTED CAFE(エーゼットエルエム・コネクテッド・カフェ)」を開いたコネクテッドコマースの中村武治社長が店舗の未来を語ります。

 店舗DXの核にOMO(オンラインとオフラインの融合)があることは間違いありません。自宅の中でスマホ画面からコンテンツを消費することに慣れたZ世代の若者を呼び込むためにも、リアル店舗の変革が求められています。そうした中で最近注目を集めているのは、その場で多くのモノを売るよりも、人々と商品との出合いをつくるショールームとしての役割を重視した新時代の店舗です。

 これまでにない新しい店舗の代表が、そごう・西武が2021年9月2日に西武渋谷店(東京・渋谷)のパーキング館1階に開いたOMOストア「CHOOSEBASE SHIBUYA」、そして、コネクテッドコマース(東京・渋谷)が渋谷の地下街にオープンした99円カフェ「AZLM CONNECTED CAFE」です。それぞれの店舗を手掛けた伊藤謙太郎氏と中村武治氏が、次世代店舗を立ち上げた背景からオープン後に見えてきた成果を語ります。

15:00 ~ 15:45

【講演】
CHOOSEBASE SHIBUYA、デジタルで生む「若者が百貨店に行く理由」

 そごう・西武が2021年9月にオープンしたOMOストア「CHOOSEBASE SHIBUYA」。QRコードをスマホで読み取り、気になった商品はスマホ上のカートに入れ、メールで届いたQRコードを店内のカウンターへ。商品は持ち帰ることもできるし、配送も選べます。「一人一人が自ら選択し、私たちの未来をつくっていく。その選択肢を届ける」というコンセプトを掲げています。単なるショールーミングストアではなく「しっかり売る」という仕組みをどう作りあげたのか。入社当初は会社全体のデジタル化を手がける部門にいたという伊藤謙太郎氏が、この店を作りあげた狙いと、Z世代をはじめとする若者をいかにひき付けたのかを語ります。

伊藤 謙太郎氏
そごう・西武 CHOOSEBASE SHIBUYAディレクター
大学卒業後、広告代理店、IT企業勤務を経て、18年7月、そごう・西武入社。事業デザイン部ネット戦略担当に配属。20年9月から現職。19年5月から「CHOOSEBASE SHIBUYA」の事業計画の策定に着手し、21年9月にCHOOSEBASE SHIBUYAをオープン。

15:50 ~ 16:30

【講演2】
リアル店舗を再定義して「新たなデバイス」として再発明する

 21年7月、東京・渋谷の地下街「しぶちか」にオープンした99円で本格ドリップコーヒーを提供する「AZLM CONNECTED CAFE」。現在は、地方創生をテーマとした全国各地の名品が並ぶステージであり、空間のメディア化を目指した“売らない店舗”だが、この先NTTの技術協力を得て店舗をアップデートしていき、「リアル空間をライブマーケテイングの場とするビジネス」にしていくこの実証実験店舗で何を目指すのか。さらにリアルとデジタルの融合を加速していくという中村社長の本音に、日経クロストレンド編集部が公開取材で迫ります。

中村 武治氏
コネクテッドコマース社長
大手アパレルグループ会社で営業を経験した後、1991年に事業を立ち上げ、レディースブランド「50:50」をデビューさせる。2006年より電通とフリーランス契約を結び、スペースブランディング事業などに従事。09年に商業不動産コンサルのコルレオーネ・インベストメント・ジャパン(東京・中央)を設立し社長就任。丸の内「タニタ食堂」をはじめ、加工食品メーカー、飲料メーカーなどの、様々な企業の話題となったコンセプトショップの開発に多数携わる。

16:35 ~ 17:00

【Q&A】
伊藤氏、中村氏に加え、編集部を交えて質疑応答


【開催概要】

名称:日経クロストレンド・カレッジ【オンラインセミナー】
日時:2022年2月17日(木)15:00~17:00
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