2020年に過去最高の業績を上げ、15期連続で増収を達成するなどコロナ禍でも絶好調のスノーピークは、間違いなく日本のアウトドアシーンをけん引するリーディングカンパニーだ。同社はなぜ成功し続けられるのか。ヒット連発のモノづくりの要諦から、ものづくりを越えた新事業展開、キャンプを通じた人間性の回復とライフバリューの創出まで、山井社長を筆頭に、同社のキーパソンが解説する。

 1958年の創業以来、日本のオートキャンプの礎を築いてきたスノーピーク。キャンパー目線のものづくりは多くのヒット商品を生み、熱狂的ファンから支持を集めている。2020年には2代目社長(現・会長)の山井太氏から、長女の山井梨沙氏が3代目として社長のバトンを引き継いだ。

 コロナ禍にもかかわらず20年は過去最高の業績を達成。20年7月23日に新規事業の一環として、長野県白馬エリアに体験型複合施設「Snow Peak LAND STATION HAKUBA(スノーピークランドステーション白馬)」オープンし、大きな注目を浴びた。

 さらに新潟県三条市にある本社に隣接する土地、約33万平方メートルを取得。本社と既存のキャンプ場を合わせ、約50万平方メートルという巨大なエリアに「スノーピークが提供するライフバリューを可視化し、人間性が回復できる、テーマパークのような施設を作りたい」と山井社長は意気込む。その積極的な事業展開は非キャンパーをも視野に入れ、アウトドア用品メーカーという枠組みを越えた広がりを見せている。

 日本のキャンプシーンをけん引するスノーピークはなぜ成功し続けられるのか。ヒット連発のモノづくりの要諦から、ものづくりを越えた新事業展開、そしてキャンプを通じた人間性の回復とライフバリューの創出、それがもたらす未来構想まで、山井社長を筆頭に、同社のキーパソンが解説する。

【講演者】

山井 梨沙 氏
スノーピーク 代表取締役社長
山井梨沙氏

1987年、新潟県生まれ。創立者の祖父・幸雄、現代表取締役会長の父・太から代々続くスノーピークの3代目。幼いころからキャンプや釣りなどのアウトドアに触れて育つ。2014年の秋冬にアパレル事業を立ち上げ、スノーピークが培ってきた「ないものはつくる」というDNAを受け継いだものづくりを次世代のフィルターを通して発信。18年からはプロダクト全般の統括の他、「LOCAL WEAR」プロジェクトなど、新たな試みもけん引する。19年に代表取締役副社長、20年3月より現職。著書に「FIELDWORK -野生と共生-」、ドキュメンタリー映像として「HIJIRI -日知-」がある。
高井 文寛 氏
スノーピーク 代表取締役副社長
高井文寛氏

1973年、新潟県生まれ。91年入社。入社以来キャリアの全てを営業部門で過ごし、営業管轄の役職を歴任。現在まで20年以上続く、スノーピークの代表的なキャンプイベント「Snow Peak Way」を立ち上げたキーパーソン。2016年に取締役執行役員営業本部長、19年には専務取締役を経て、20年3月より現職。近年は地方創生の業務にも従事、18年、スノーピーク地方創生コンサルティング取締役を経て、19年10月よりスノーピーク地方創生コンサルティング代表取締役社長に就任。
吉野 真紀夫 氏
スノーピーク 執行役員 未来開発本部長
吉野真紀夫氏

1974年、東京都生まれ。2003年入社。かばんやアパレル企業でのファッション小物のデザインに携わった後、スノーピーク入社。入社後約10年はGear開発を担当。その後2012年からは新規事業関連の業務を経て、住環境向けのアーバンアウトドア事業の推進と共に、東日本の法人営業部門に従事。2020年からはGear・Apparel・Experienceからなる全ての開発部門、全体のブランディングの統括として未来開発本部長に就任。開発部門からキャリアをスタートさせ、その後営業部門を担当し、開発部門に戻るという社内でも稀有(けう)なキャリアを持つ。

【開催概要】

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スノーピークのヒット考~人間性の回復に向けた新規事業展開~
日時:2021年7月28日(水)15:00~16:40
価格:5000円(税込み)

【7/28開催 日経クロストレンド・カレッジ】スノーピークのヒット考~人間性の回復に向けた新規事業展開~(画像)

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