新刊『「心」が分かるとモノが売れる』の発刊を記念して、著者のかげこうじ事務所(東京・新宿)の鹿毛康司氏と、note(東京・港)プロデューサー/ブロガーの徳力基彦氏によるオンライン対談イベントを開催。「SNSでつくるお客様との絆づくり」をテーマに意見を交わします。
新刊『「心が分かるとモノが売れる」』(Amazonで購入する)では、第8章「絆を紡ぐ『心』のコミュニケーション」として、鹿毛流のSNSを活用した顧客との絆づくりの取り組みを収録しています。同章で鹿毛氏はSNSの登場によって「縦の時代は終焉(しゅうえん)した」と記しています。縦の時代とは、水を落とすように企業からマスメディアなどを通じて、一方通行で情報を落とすコミュニケーションが主流だった時代を指します。
縦の時代の終焉によって訪れたのは横の時代です。消費者間の横のつながりが強くなり、縦よりも横のつながりで得られる情報をより信用するようになっています。そうした横の時代では、企業も同じ立場で会話をすべきだと論じます。
その思想が強く表れているのが、鹿毛氏がエステー時代に立ち上げた「エステー特命宣伝部」というコミュニティーです。会員はエステーの“宣伝部員”として、SNSを通じてマーケティング活動に参加します。マーケティング活動というと、やや堅苦しいイメージがありますが、実際はエステーの新たなテレビCMの放送時に、コマーシャルメッセージをテーマにTwitter上で語り合うといった形で、情報を広げる役割を担います。
一般的には「ファンベースドマーケティング」と呼ばれる手法ですが、鹿毛氏は部員をファンとは呼びません。それは企業による上から目線の表現だと、宣伝部のかつての部下に教わったからです。「ファンとは呼ばないファンベースドマーケティング」、それが鹿毛流の絆づくりです。
本イベントではnoteでプロデューサー/ブロガーとして活動する徳力氏が、企業はSNSなどを通じて顧客とどう向き合い、絆を築いていくべきかについて鹿毛氏と意見を交わし深掘りします。ぜひ、ご参加ください。
■イベント概要
名称:鹿毛康司さんに聞く「noteやSNSでつくるお客様との絆づくり」
配信日時:2021年6月11日(金) 19:00~20:30
視聴方法:YouTube / Twitter(@note_PR)
参加費:無料(Peatixで事前登録)
申し込みページ:https://peatix.com/event/1916898/
ハッシュタグ:#ビジネスに役立つ
【登壇者】
鹿毛 康司 氏
株式会社かげこうじ事務所 代表/マーケター/クリエイティブディレクター
「お客様の心に向き合う」をテーマにマーケターとして活動中。同時にクリエイティブディレクターとしてCM監督、プランニング、コピー、作詞作曲を手掛ける。雪印乳業を経て、2003年にエステー入社。同社を日本有数のコミュニケーション力のある企業に導く。同社執行役を経て、2020年に独立、かげこうじ事務所を設立。
徳力 基彦 氏
note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
アジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの1人として運営に参画。代表取締役社長や取締役CMOを歴任し、現在はアンバサダープログラムのアンバサダーとしてソーシャルメディアの企業活用についての啓発活動を担当。noteでは、noteプロデューサーとして、ビジネスパーソンや企業におけるブログやソーシャルメディアの活用をサポート。
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