特集「世界を救う『代替たんぱく』の衝撃」から、最先端の「肉のフードテック」をテーマとした「日経クロストレンド・カレッジ」のオンラインセミナーを開催します。イケア・ジャパンの佐川季由氏と、植物肉スタートアップDAIZ取締役・最高技術責任者の落合孝次氏を迎え、植物肉の未来を展望します。

※日経クロストレンド・カレッジの詳細はこちら

 世界的な人口爆発、環境負荷の増大、超高齢化を踏まえた健康意識の高まりなど、多くの社会変化が食卓の姿を変えようとしている。象徴的なのが、これまで主なたんぱく源だった食肉に代わって台頭し始めた植物肉だ。日本でも食品メーカー、小売り、外食と参入プレーヤーが増え、本格普及の兆しがある。

 だが、国内ではいまだ「海外ほどは根付かない」という消極的な意見も少なくない。日本の消費者はもともと大豆製品を中心とした植物性たんぱくに慣れ親しんでおり、「ヘルシーさ」だけでは新鮮味に乏しい。また、海外の消費者に比べて食に対する環境意識も低いといわれるからだ。しかし、本当にそうだろうか?

 2021年2月に公開した特集「世界を救う『代替たんぱく』の衝撃」では、国内市場を果敢に攻略する先進プレーヤーの取り組みを紹介し、大反響となった。そこで、本セミナーでは同特集に登場したイケア・ジャパンでカントリーフードマネジャーを務める佐川季由氏と、ニチレイフーズや味の素、丸紅などが出資する植物肉スタートアップ、DAIZ取締役・最高技術責任者の落合孝次氏を迎え、特集ではお伝えしきれなかったプラントベースの可能性を語っていただく。

15:00~15:45

【講演1】イケアのプラントベース戦略 ~ミートボールラバーをいかに振り向かせたか~

 イケアの「ミートボール」は、グローバルで年間10億個も売れている看板商品。それを植物由来の原料のみで再構築した「プラントボール」が2020年10月に仲間入りした。他にもイケア・ジャパンは植物性のカツカレーやロールキャベツ、チーズドッグなど、驚きのラインアップをそろえ、プラントベース食品の普及に本腰を入れている。すでに都市型店舗のIKEA原宿とIKEA渋谷では、「販売するフード類の約50%がプラントベースになり、売り上げでも同じく半数を占めている」(佐川季由氏)という。なぜイケアはプラントベースを重要視するのか、いち早く消費者に支持されたのはなぜか。徹底した環境戦略と商品開発の裏側を解説する。

【登壇者】

佐川 季由 氏
佐川 季由 氏

イケア・ジャパン カントリーフードマネジャー。全国のイケアのフードの開発と販売を統括。2012年にIKEA船橋(現:IKEA Tokyo-Bay)のーフードマネジャーとして入社後、ローカルマーケティング、コマーシャルフードマネージャーを経て、現職。入社前はフォーシーズンホテル、グローバルダイニングなど20年以上にわたりホスピタリティ―業界を経験。

15:45~16:30

【講演2】日本発の植物肉スタートアップ、DAIZの挑戦 ~味の素も認めた“大豆のマジシャン”の技術と戦略~

 植物肉が本格普及するためのキーポイントは、いかに本物の肉の味や食感に近づき、おいしさをアピールできるかどうかだ。植物肉スタートアップのDAIZは、20年12月に味の素と資本業務提携を行い、その難題に挑む。DAIZは独自の大豆発芽技術を駆使して、大豆の品種や発芽条件を変えて研究を続けてきた。その結果、植物肉の課題とされる食感の物足りなさや独特な大豆の風味の違和感を解消した、植物肉に応用しやすい発芽大豆素材の開発に成功している。これまでの開発ストーリーと共に、今後どのようなチャレンジを続けるのか。日本発の植物肉は市場に根付くのか。今後の展望も含めて“大豆のマジシャン”が解説する。

【登壇者】

落合 孝次 氏
落合 孝次 氏

DAIZ 取締役・最高技術責任者。大手食品会社を経てカリフォルニア州ナパにてバイオベンチャーを2002年起業。その後、滋賀県長浜バイオインキュベーションセンターで本格的にこの事業の基礎になる研究開発を開始。現在はDAIZ 取締役・最高技術責任者に就任。

16:30~17:00

Q&A 講師2名の講演内容に対して、最後に編集部、参加者を交えて質疑応答

【開催概要】

名称:日経クロストレンド・カレッジ【オンラインセミナー】
世界を救う「肉のフードテック」大研究 ~「植物肉」は日本で浸透するか~
日時:2021年5月14日(金)15:00~17:00
価格:5000円(税込み)

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