セガ、東急ハンズ、キングジム、井村屋、タカラトミー、タニタ……。2019年6月に始まった連載「『中の人』が語る 人気SNSのつくり方」が書籍になりました。どうしたら自社のファンになってもらえるのか。企業の多くの人が悩んでいるはず。人気の企業公式Twitterの取り組みからは、そのヒントが見つかります。

新刊『自由すぎるSNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方』(2020年6月15日発売、日経BP)
新刊『自由すぎるSNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方』(2020年6月15日発売、日経BP)
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 本書は、19年6月からスタートし、20年5月まで28回にわたってお届けした連載「『中の人』が語る 人気SNSのつくり方」をベースにしたビジネス書です。

 人気企業Twitterの「中の人」の日々の試行錯誤を追い、長年にわたって培ってきた消費者とのコミュニケーションノウハウを余すところなく聞き出しています。SNS運用者だけではありません。マーケターや商品企画、新規事業開発、PR、広報担当など、さまざまなビジネスパーソンの参考になる「ファンづくりの極意」がここにあります。

 各社のTwitterでの取り組みに加え、佐藤尚之(さとなお)氏と「中の人」6人との座談会を新たに実施。その様子も本書にまとめています。さとなお氏は、熱狂的に支持してくれる「ファン」との関係性をベースに中長期的な売り上げや価値の向上を目指す「ファンベース」という考え方を提唱。これからの時代になぜファンが重要なのか、企業が愛されるために何をすべきか、ファンベースの視点で「中の人」に迫ります。

 「中の人」6人の取り組みは、企業内の「個」の力がいかんなく発揮された好例でもあります。6者6様の試行錯誤からは、企業の中で自分の力をどう発揮すればいいのかと悩んでいる人の参考にもなるはずです。

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