ディープラーニング活用は教科書通りにはいきません。PoC(概念実証)の実施や実用化へ社内をどう説得するか、先端技術の実用上の課題はどこか、運用をスムーズに進めるにはどうすべきか──。ディープラーニング活用の企画、開発、定着といった各段階に潜む落とし穴を先駆者に学び、活用への道筋を拓く実践講座を開催します。
本講座の特徴は以下の4点です。
- 先端技術のビジネス応用の可能性と課題を理解できる
- 国内外、多様な業種の先駆的な活用事例に学べる
- PoCを実施するための留意点を理解し、同様の課題に悩む他の参加者と意見交換できる
- AI活用を進める上で経営から求められる、活用リスク(AI倫理)も押さえられる
全4回の構成は?
11月8日の初日は「先端技術のビジネス活用」をテーマに、画像認識、文字認識、音声認識、データ生成、ロボティクスを得意とするAIベンチャーの方にお話しいただきます。また、日経クロストレンドが実施した「ディープラーニングビジネス活用アワード」の結果を基に、ディープラーニングの活用トレンドを解説します。
11月15日は、「活用事例に学ぶ」として、国内外のAI活用事例を多数関わるエヌビディア、ディープラーニングを活用した原料検査装置を運用するキユーピー、タクシー運行者向けの需要予測を開発したNTTドコモ、ヘルスケアアプリ向けに食事解析機能を開発したFiNC Technologiesの方にお話しいただきます。
11月22日のテーマは「実践への第一歩 PoCの谷を越えよ」。多数のプロジェクトを実施する楽天技術研究所、「ディープラーニング活用を成功に導くアセスメント・PoCガイド」を策定した日本ディープラーニング協会の方にご講演いただきます。さらに、「AI活用を進める障壁は?」をテーマにしたグループワークで、受講者同士で悩みを共有します。最後にAI活用のリスク面を個人情報の取り扱い、企業不祥事発生時の危機管理を得意とする弁護士の方に解説していただきます。
11月29日のテーマは、「活用の定着へ~運用と組織~」です。運用でAIを賢くすることをテーマにHEROZ、全社でデータ活用を進めるための組織づくり、人財育成、プラットフォーム構築をテーマにJFEエンジニアリング、医療などディープラーニング活用の未来をテーマにABEJA、そして「AIを経営に活かすには」をテーマにIGPIビジネスアナリティクス&インテリジェンスの方にお話しいただきます。
4日間を通じて、技術動向から事例、法制度まで一気に学ぶことができ、御社のディープラーニング活用を大きく進める契機になることでしょう。
なお、詳しい時間帯や会場、料金などは講座の案内サイトでご確認ください。