日経クロストレンドは12月もさまざまな特集、連載を予定している。注目集まるQRコード決済の実像に迫る「QRコード決済 普及への障壁」や「楽天、ZOZO…ECが起こす広告革命」など、多彩なテーマでお送りする。有料会員登録をすると、申し込み初月は無料となる。

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今月の注目特集

キャッシュレスバトル開戦──QRコード決済 普及への障壁
(12月3日開始予定)

 キャッシャレス決済の切り札「QRコード決済」の覇権争いがいよいよ始まった。コンビニから飲食店、アパレル、タクシーなど2019年に向けて導入店舗が一気に増えていく。周辺業界にも大きな商機が到来している。一方、消費者はどう受け止めているのか……。利用が始まった現場への取材や独自調査から普及への障壁を明らかにする。

  • 第1回
    20%還元を打ち出すPayPayの戦略
  • 第2回
    新たな手を打ち出したLINE Payの戦略
  • 第3回
    外食キャッシュレス最前線 前編
  • 第4回
    外食キャッシュレス最前線 後編
  • 第5回
    米国ミレニアル世代向けサービス最新事情
  • 第6回
    独自調査で分かった消費者実態(1)
  • 第7回
    独自調査で分かった消費者実態(2)
  • 第8回
    ドコモ、楽天……一気のシェア拡大を狙う事業者戦略
  • 第9回
    周辺業界にも商機広がる
  • 第10回
    2019年の勢力マップを占う
  • 第11回
    すかいらーくのデジタル戦略におけるキャッシュレス決済

これから日本に起こること
未来予測&キーワード
(12月3日開始予定)

 AI(人工知能)、IoT、通信、金融、交通、医療、食品、街・施設、スポーツなど、世の中を動かす業界やジャンルを徹底取材し、その「未来」を描く。さまざまなジャンルで"台風の目”となりそうな企業・人物や、今後の業界を見据えることのできるキーマンにインタビュー。それぞれの未来をリアルに導き出す。


世界と食卓を変える「イノベー食」
シリコンバレーの起業家も続々投資! ヒットの兆しも!
(12月10日開始予定)

 米ニューヨークで爆発的に市場を広げている「ビーガン」や「プラント・ベースド・フード(植物食品)」。出資者もベンチャーから大手へと広がりつつある。植物由来や培養肉以外にも、科学的な手法で作られたウイスキーやワイン、完全栄養食など、食材そのもののアップデートが進み、食品の3Dプリンター、レシピ連動家電など、キッチン側の革新も目覚ましい。テクノロジーが変える食の世界、その先にある未来の食卓やライフスタイルに、米国取材を交えて迫る。


見えてきた、デザイン思考の「次」
(12月25日開始予定)

 イノベーションを実現するため「デザイン思考」が注目されるなか、課題も見えてきた。企業に浸透させるにはどうすべきか、費用対効果などをどう測るか。こうしたハードルを乗り越えるためには、これまでのデザイン思考の「次」を見据えた対応が不可欠。今後、企業がどんな考え方でデザイン思考を推進すればいいのか、専門家の見方や先進事例を紹介する。

  • 第1回
    なぜデザイン思考は経営者に理解されないのか
  • 第2回
    デザイナーが語る、新たなデザイン思考
  • 第3回
    アートとデザインの領域は何が違うのか
  • 第4回
    イノベーションの実現に向けたデザイン思考とは
  • 第5回
    ビジネスパーソンは本当のデザインを学べ
  • 第6回
    デザイン思考からアート思考へ
  • 第7回
    デザイン思考の課題を見据えた新たな手法とは
  • 第8回
    中高生と取り組むデザイン思考
  • 第9回
    イノベーションは大企業から起こらない?
  • 第10回
    イノベーションの手法は標準化できる

楽天、ZOZO…ECが起こす広告革命
(12月25日開始予定)

 ネット広告市場は、消費者に関する巨大なデータを保有するグーグルやフェイスブックといった巨大IT企業による寡占が進む。ここに風穴を開ける可能性のある、新たなプレーヤーの参入が相次いでいる。それがEC事業者だ。既存のプレーヤーが持たない「購買データ」を武器に、広告市場へと攻め入ろうとしている。楽天はグローバルの広告プラットフォームを自社で構築して、世界に打って出る。一方、数年ぶりに再参入を表明したのが「ZOZOTOWN」を運営するZOZOだ。同社はファッションメディア事業のベンチャーVASILYを買収。同社の社長だった金山裕樹を責任者に据え、自社のデータを活用した広告事業の強化に動く。新たな広告の新潮流の最先端を追う。

  • 第1回
    ZOZOがネット広告に再参入のワケ
  • 第2回
    「楽天経済圏」が広告配信にも拡大
  • 第3回
    勢力を拡大する“ガリバー”はどう対抗?
  • 第4回
    検索と購買を掛け合わせるヤフーの勝算
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今月の新連載

東京ビジネスデザインアワード日記
中小企業×デザイナーが生んだヒット商品
(全12回予定)

 「東京ビジネスデザインアワード」(以下TBDA)で中小企業のコスモテックがデザイナーと組んで生み出したヒット商品、ウェアラブルメモ「wemo」。腕に巻いて使用するシリコンバンド型のメモだが、プッシュ営業なしで、発売以来1年間で8万本の受注があり、海外でも販売が決まった。資金力がない中小企業が、新たに商品開発をし、それをヒットさせるには中小ならではの工夫が必要だ。「広告費ゼロで認知度アップ」「3秒/30秒/3分で伝えられる情報を整理する」など、ヒット商品開発の実例から得たマーケティングの鉄則を紹介する。

※上記特集・連載のタイトル、内容、開始時期は変更する場合があります。

◆好評連載中

【マーケ・消費】

前刀 禎明の「モノ売る誤解 買う勘違い」

 ソニー、ディズニー、AOL、アップル……国内外の名だたる企業で経営の最前線に立ってきた前刀禎明氏。「日本企業は製品を売るのが下手」と言いきる前刀氏が、自らの豊富な経験と独自の目線で、技術や製品とマーケティングの幸せな関係について語る。

データインサイト

 世の中のさまざまなデータを日経クロストレンドが専門記者の知見も盛り込んで独自に分析。データから消費トレンドを先読みし、ヒットの予兆を見いだしていく。

音部大輔の「マーケティング視点」

 数々の大手企業でのブランドマネジャーやCMO(最高マーケティング責任者)経験を持つ音部大輔氏が語るマーケティング論。普段は気づきにくい独自の「視点」を提供していく。マーケター必読の連載。

エステー鹿毛執行役 100番勝負

 人の活動はすべてマーケティングである──そう語るエステー 執行役エグゼクティブ・クリエイティブディレクターの鹿毛康司氏が、各界の著名人と対談し、その活動をマーケティングの視点で読み解く。目指すは100人!

富永朋信「デジタル×マーケティングのウソ」

 元西友、ドミノ・ピザ ジャパンCMOの富永朋信氏が「マーケティングのウソ」を暴く。

データで読み解くヒット

 発売直後で売り上げ好調な商品をピックアップし、ヒットの要因が何かをさまざまな市場データの深掘り分析から解き明かす。

ヒット生む「コンビニの棚」定店観測

 もはや日本人の生活には欠かせない存在、コンビニエンスストア。日々、仮説と検証が繰り返され、コンビニの棚に並ぶ商品は常に変化し続けている。どんな商品が売れていて、どのジャンルが“イチ押し”なのか。ファミリーマートとローソンの店舗を定店観測。進化を続けるコンビニの棚からヒット商品の芽を見つけ出していく。

消費が分かるマーケティング指標

 消費トレンドはどこへ向かうのか。クルマ、家電、コンビニ、百貨店など業界団体や官公庁などが公開するデータから、注目指標を定期的に速報して読み解く。

ヒットアラート

 未来のヒットをいち早く見いだす。新商品の発表会や発売後の初動、新ジャンルの商品などが複数台頭・乱立した時点で記者の評価、製品比較などから探る。

原田曜平の若者発ヒット講座

 月に1度、数十人の大学生、高校生が集う秘密の会合が、東京・赤坂で開かれている。若者研究の第一人者として知られる博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー、原田曜平氏が主催するプレゼン大会だ。参加する大学生は、各々の身の回りではやっている、もしくはこれからトレンドになりそうな「モノ」や「コト」を収集し、発表する。“おじさん世代”がまだ気づいていない「若者発ヒット」を紹介する連載。

電通若者研究部「若者の“いま”を覗く」

 ブームの火付け役の若年層は今、何に関心があり、何を消費し、何に困っていて、どういうライフスタイルを持っているのか? ビジネスマンが普通には聞けない、消費者の実像を取材・調査で明らかにする。マーケター目線でのフィールドワーク的な連載。

C2C時代のブランディングデザイン

 社会の変化と共に、その解釈も変化するブランディングデザイン。「これからのブランド戦略には、ヒューマンスケール性(人間的尺度)が必要不可欠」と語るブランディングプランナーの細谷正人氏(バニスター代表取締役)が、新たな視点で先進企業に取材。ブランディングデザインの課題と対策を明らかにする。

【技術・データ】

ディープラーニング活用最前線

 ディープラーニング活用は未来の話でない。多くの企業の業務を変革し始めた。本連載では、ディープラーニング活用事例を(1)人の“眼”となり単純作業から開放する、(2)“五感”を担い行動予測や異常検知を実現する、(3)現実社会に柔軟に対応するロボットや自動運転、(4)人の創造活動を支援する──こうした4分野で活用事例を深掘りし、紹介していく。

東大松尾ゼミの「深層学習」研究会

 毎日のように新しい技術が発表される機械学習分野の研究者にとって、最新の論文にキャッチアップするコストは非常に高い。東京大学松尾研究室を中心としたマシンラーニングコミュニティー「deeplearning.jp」では、最新論文の輪読会を毎週開催することによって、参加者間での知識や技術を共有している。本連載では、この輪読会の内容を一部抜粋してお伝えしていく。

デジタル店舗ショーケース

 店舗のデジタル化がもたらす消費者への利便性、企業が得られる価値、そしてデジタル化を加速させる新技術をオムニチャネルの専門家であるShowcase Gig代表取締役の新田剛史氏が海外事例を交えて解説する。

未来学者が読む「トレンドの転換点」

 気鋭の未来学者として活躍するエイミー・ウェブ米フューチャー・トゥデイ・インスティテュート創業者は、次に台頭するトレンドを予測する助けになる方法を編み出した。米政権幹部や大手企業CEOにも助言するウェブ氏に、今まさに変わりつつあるトレンドを専門家の目で読んでもらう。

【イノベーション】

場の革命

 プラットフォーム企業としての発想と技術で、チャネルという「場」を変革しつつある米アマゾン・ドット・コム。「Amazon Go」などを通じて顧客に特別な体験を提供し、優れたつながりを築き、販促・価格・商品というマーケティング全体を最適化しようとしている。そのアマゾンの最新の取り組みとライバルたちの戦略を、ECとオムニチャネル戦略実践の第一人者である奥谷孝司氏と岩井琢磨氏が詳細に解き明かす。

nendo佐藤オオキ「組織しない」組織

 世界的なデザインオフィスnendoの佐藤オオキ氏が、経営者としての視点と経験を通じて書くこれからの企業の組織論。これまでの組織論の真逆を行く、「アイデア」や「創造性」を生み続ける組織の在り方を考えるコラム。

川島蓉子「経営トップが磨く“勘と感”」

 ifs未来研究所所長の川島蓉子氏がさまざまな経営トップに会い、「勘」や「感」に対する見方を聞き出す。そこから未来に向けたヒント、新しい物差しを探る対談シリーズ。

経営者のためのデザイン思考

 あらゆる情報、人、モノがつながるデジタルネットワーク経済が広がる中で、急激な変化に柔軟に対応できない企業が存続するのは難しい。デザイン思考と共創文化を浸透させ、21世紀型組織への変革をどう推進するかを考える。

Q&A法律の森

 データ活用やデジタルマーケティング、新製品開発などを実施する際に起こり得る、法務的なトラブルや疑問を取り上げて、各分野を専門とする弁護士の見解を聞く。

【中国・米国】

消費と技術で斬る “爆速“中国の今

 中国の消費者の動向や、最先端技術を使ったソリューションが街中にどのように登場しているか――今後の日本の方向性を占ううえでも無視できない中国市場の動向をいち早く伝える。例えば、台頭する中間層「プチリッチ層」の消費動向など、日本にいては知ることのできない最新事情を、日中両国の消費や文化に詳しい専門家に、解説してもらう。

中国デジタル革命の深層

 AI(人工知能)やビッグデータの活用などデジタル技術を駆使したイノベーションで、今の中国は世界の最先端を行く。この中国で起きているデジタル革命の実態、展望と課題を、中国の現地事情に詳しい専門家が解説する。

Watcher 中国テックジャイアント

 バイドゥ、アリババ、テンセントの中国のテックジャイアント3社は、一体どのようなAIやビッグデータの活用戦略を進めているのか。BATと呼ばれる3社のAIや自動運転、電子コマースや流通などイノベーションの最前線を、中国現地の専門家によるリポートなどから浮き彫りにする。

米国発 追跡アマゾンエフェクト

 米アマゾン・ドット・コムによる異業種やさまざまな企業への影響である「アマゾンエフェクト」はどう波及しているのか。現地でないと分からない、アマゾンの実店舗進出やスタートアップとの連携、AIやビッグデータ関連の取り組み、さらにはウォルマートなどのマーケティングテクノロジー活用企業についても最新情報を伝える。

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