個性がとがっているものが、長く愛される

 鹿山氏が、使いがいのあるスピリッツという「WAPIRITS TUMUGI」を使った、2種類のカクテルを実際につくっていただいた。

(写真左)「Oryzae Sour(オリゼサワー)」。鮮やかな緑色はキューカンバー(きゅうり)で、麹によく合う。(写真右)「TUMUGI TONIC」。氷の上に冷凍パイナップルをすりおろすことで、トロピカルなテイストになる
(写真左)「Oryzae Sour(オリゼサワー)」。鮮やかな緑色はキューカンバー(きゅうり)で、麹によく合う。(写真右)「TUMUGI TONIC」。氷の上に冷凍パイナップルをすりおろすことで、トロピカルなテイストになる

 1つは、「WAPIRITS TUMUGI」のカクテルコンペでも優勝した「Oryzae Sour(オリゼサワー)」。Oryzaeは「Aspergillus Oryzae(二ホンコウジカビ)」からのネーミングで、「WAPIRITS TUMUGI」をベースに使っている。フレッシュなキューカンバージュース、ライムジュース、グレープフルーツジュース、さらにひよこ豆の煮汁などを含む独創的なカクテルで、麹の甘みと、フレッシュジュースの甘みの調和が見事。

 もう1つは、「WAPIRITS TUMUGI」をトニックウォーターで割った「TUMUGI TONIC」。氷の上に冷凍パイナップルをすりおろしたカクテルで、飲むと、まずパイナップルの香り、次いで麹の香りが立ち、ふくよかさと爽快感の両方を感じられる。

 「『WAPIRITS TUMUGI』は自宅でも手軽に楽しめます。オンザロックにして、氷を溶かしながら香りが広がっていくところを味わってもいいし、トニックウォーターとレモンがあれば『TUMUGI TONIC』を簡単につくることもできます。お湯割りにすれば、より香りを楽しめるでしょう。原料の大麦麹は発酵食品と相性がよく、和食と合わせて食中酒としても味わえるし、実はチーズともよく合います」(鹿山氏)

 スピリッツもウイスキーも、万人受けするものは多い。しかし、長く愛されるものは「平均的ではなく、実はとがったところがあるもの」だと鹿山氏は言う。合う人にはとことん深く刺さるのだ。

 「『WAPIRITS TUMUGI』はそういうお酒だと思うし、だからこそ私は使いたい。これからも、お互いの個性を高め合うような関係でいたいですね」(鹿山氏)

 欧米を中心に日本の食文化に注目が集まる昨今。まずは我々日本人が、日本の伝統的な食文化を支える麹から誕生した「WAPIRITS TUMUGI」を堪能してみてはいかがだろう。

Bar BenFiddich(バー ベンフィディック)
東京都新宿区西新宿1-13-7 大和家ビル9F
03-6258-0309
バーテンダーであり、ハーブを栽培するファーマーでもある、鹿山博康氏が経営するバー。自身がアブサンにはまったことがきっかけとなり、フレッシュハーブを使ったカクテルを提供している。ハーブに加え養蜂も始め、同じ畑からとれたハーブ、ハチミツで「ロマン的整合性のあるカクテルをつくること」を目標に掲げ、愛好家をうならせるオリジナルカクテルを提供し続けている

協力:三和酒類

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