日経クロストレンドは、技術、マーケティング、消費3分野の「トレンドマップ 2019夏」を作成した。一時の流行でなく、企業が中長期に注目すべきトレンド(潮流)を理解できるよう「将来性」と「現時点での経済インパクト」の2軸でマッピング。今回、急浮上した最新キーワードとは?
両スコアは、日経クロストレンドのメディア活動で協力を得る約50人のアドバイザリーボードのメンバーに加えて、日経クロストレンド、日経トレンディ編集部員へのアンケートを2019年7月に実施して算出した。編集部が選定した技術21キーワード、マーケティング23キーワード、消費22キーワードそれぞれを認知する人に、そのキーワードの現時点での「経済インパクト」と「将来性」を5段階で尋ねて、1~5点でスコアリングした(選択肢名など、詳細は記事最後に)。マップは右に行くほど経済インパクトが大きく、上に行くほど将来性が高い。2018夏、2019冬に続く3回目の実施となる。
前回2019冬の調査と比べて将来性スコアが各分野で最も伸びたのが、技術は「エッジコンピューティング」、マーケティング手法は「ネイティブ広告」、消費は「シェアリングサービス」「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」となった。
また、同じく経済インパクトでは、技術は「5G(第5世代移動通信システム)」、マーケティング手法は「クラウドファンディング」「オムニチャネル」、消費は「シェアリングサービス」が、スコアを伸ばした。
また、今回調査から新たに追加したのは、下記の13キーワード。これらの中で、将来性スコアが比較的高かったのは、技術の「ロボティクス」、マーケティング手法では「情報銀行」「ジオターゲティング(位置情報マーケティング)」、消費では「eスポーツ」「ワーケーション(ワーク×バケーション)」となった。
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