2000年、ライオンに入社。6年間の営業経験を経てマーケティング本部へ。住宅用クリーナー「ルックブランド」を担当し、「ルックまめピカ」・「ルック防カビくん煙剤」の開発に携わる。その後、2年間のMBA留学ののち、再び、マーケティング本部に復職。現在は同社のオーラルケア事業における基幹ブランド「予防歯科 クリニカ」のブランドマネジャー

これまで一番達成感を得た仕事は?

 達成感を得た商品は3品あります。「ルック まめピカ トイレのふき取りクリーナー」と「ルック おふろの防カビくん煙剤」(上記2品は、18年4月からブランド名が「ルックプラス」へ変更)、そして現在担当する「予防歯科クリニカ」です。1人ではできない仕事が社内外のメンバーを巻き込み推進することで可能になると、実感しました。

商品・サービス、事業開発で重要だと思うことを3つ挙げてください

① 提供する「コト」が、お客様が無意識に諦めていたジョブを解決できること。
② 社内外の協力者を巻き込むこと。
③ 率先垂範すること。

これから仕掛けたいことは?

 「予防歯科」が世の中に普及するマーケティングを実践したい。「予防歯科」とは、ムシ歯になる前に定期的にかかりつけ歯科医院で健診を受診して、歯医者さんの指導にもとづいたセルフケアを実践すること。当たり前のように健診を受診する習慣を根付かせることが目標です。

最近気になっている言葉や現象、技術は?

 「行動経済学」にはとても興味があります。人間の非合理性を理解することは、ヘルスケアビジネスを成功させる上で重要です。マーケティングを昇華させる上でも学びが多くあると思っています。

尊敬するマーケター、経営者、研究者…と、その理由は?

山根 節 先生(早稲田大学大学院教授、慶應義塾大学名誉教授)
 大学院で経営論について学ばせていただいた恩師。経営に関する理論に加えて、大局観を持ちつつ課題の本質を突きつめ、解決に導くことの大切さを学んだ。

最近、読んだ本で仕事の参考になったものは?

「ジョブ理論」(クレイトン・M・クリステンセン著)
 「プロダクトではなくプログレスを理解することが大切」ということが学びになりました。

トレンドをウオッチしている他業界は?

 しいて挙げるなら自動車業界です。最先端のデザイン性とともに機能面の進化が著しい業界であるので。

記憶に残る広告コピーとその理由は?

 「一瞬も 一生も 美しく」(資生堂のコーポレートメッセージ)