外資系IT企業の日本法人社長など11社の経営に携わり、これまで(財団法人)日本総合研究所理事、社会開発研究センター理事、アジア太平洋地域ラジコンカー協会(FEMCA)初代会長を歴任。考える塾である”富田考力塾”を全国的に展開中。多摩大学の客員教授。E-Trinity(自己・自然摂理・環境経済)による幸福世界の実現・持続をライフワークとし、教育、スポーツ、哲学、芸術、デザイン、メカトロニクス、ラジコンなど多岐に渡るマルチ・プロフェッショナルでもある

これまで一番達成感を得た仕事は?

 NTTから世界初のWindows95上でのテレビ会議システム「Phoenix」を米ピクチャーテルのAPAC副社長時代に日本国内で展開。同時に1000拠点への多地点テレビ会議配信システムを構築、「NTTこねっとプラン」にて全国の1000の小中学校へPhoenixシステムをNTTが導入し、世界初の遠隔多地点授業をサポートした。95年の時点で、NTTの狭帯域ISDNを利用したマルチメディアに小中学生が体験利用する布石を築くことができた。

商品・サービス、事業開発で重要だと思うことを3つ挙げてください

①顧客満足度を得る事を第一義とするのではなく、顧客ロイヤリティ(忠義信)を得ること。そのために以下の2つは必要。
②Helpを求めるお客様にHell(地獄)を与えないこと。
③常にお客様への応対は“YES!!”との言葉から始めること、たとえ答えが“NO”であっても。

これから仕掛けたいことは?

①役に立つ技術(先端、既存に関わらず)を組み合わせる事での新たなる応用技術の開発
②人の能力を伸ばすロボットの開発

最近気になっている言葉や現象、技術は?

①AIを強者の利益追求の具とする傾向→弱者を強めるためにまず使うべき
②ディープラーニングを第3世代のAIの専売と考えていること→人間こそがディープラーニングの元祖

尊敬するマーケター、経営者、研究者…と、その理由は?

経営者:神近義邦氏(ハウステンボス創設者)
 25年も前に、環境改善未来都市を巨額の開発費を集め、実現した。

建築家:池田武邦氏(高層建築と環境経済の日本の父)
 戦前は祖国のため海軍兵学校に学び、戦後は日本の再建のため東大の建築学科に学び、霞が関ビルをはじめとするモジュール工法による高層建築技術を開発した後、自然環境を感じられる都市づくりを目指し、環境会計と言う地球の環境を改善する事をオランダ村、ハウステンボスで具現化した。

マーケター:ジェフリー・ギトマー氏
 自称、世界一のセールスマン、彼の最高のセールスとマーケティングの一言”People do not want to be sold but willing to Buy" (人は押し付けられるのは大嫌い、でも買うのは大好き)

日本のメンター;野田一夫氏
 日本初の観光学科を立教大学に、その後、多摩大学、宮城大学、事業構想大学、そして日本初のシンクタンクである財団法人日本総合研究所の共同設立を行い、ベンチャー企業家、孫正義氏、南部靖之氏、澤田秀夫氏に影響を与えた。

最近、読んだ本で仕事の参考になったものは?

「サピエンス全史」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)
 類人猿の中でホモサピエンスが何故生き残り、今の社会を支配しているかの根本理由と原理を深く考えるきっかとなった。