仕入れ・製造などの業務で発生する製品単位のこと。ロットは物品を販売する際の「一山いくら」の一山(ひとやま)に由来する。「ロットサイズ」ともいう。生産管理や販売管理の基礎となる重要な概念で、生産ロット、販売ロット、発注ロットなどに分けられる。ロットは大きくなれば単位当たりの固定的な費用は安くなるが、在庫費用などのコストは増加するため、ロットの利益と在庫費用のバランスが取られた経済的発注量が計算される。近年では多品種少量生産・販売の影響でロットは小さくなる傾向にある。
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