意思決定に際し、会議の開催を省略して担当部局からの提案書類を関係者が個別に審査し、押印することによって全体の同意を得ることを稟議といい、そのための提案書を稟議書という。最終的決裁者にすべての判断を委ねると判断を延期したり偏る危険があるため、関係部局が事前に審査に加わることによって多方面からのチェックを行いながら、かえって円滑な意思決定が可能になる。決定後も事前の了解が得られていることから執行は円滑に行われる。ただし、多くの関係者が関わることによって責任が曖昧になる恐れも指摘される。