流通業全体のシステムなどが根本から一新されること。メーカーが支配している流通機構を小売業が握り、流通の支配権を確立すること。具体的には、つくる立場からのマーケティングを、生活者が暮らしで使う立場からのマーチャンダイジングに切り替えることで、チェーンストアが材料の集荷から製品加工、運搬・保管から最終消費者の手に渡るまでの過程を設計・統制し、自らのリスクで運営すること。この言葉が定着するきっかけは、1962年に出版された林周二『流通革命』(中公新書)と、田島義博『日本の流通革命』(マネジメント新書)であった。そこでは当時成長しつつあったスーパーマーケットとメーカーによる流通系列化が大きな方向として指摘されていた。

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