商標で保護されるブランド品などを、メーカーの子会社や正規代理店が輸入・販売するのではなく第三者が輸入すること。個人輸入代行も並行輸入に含まれる。1980年代後半、円高が急速に進んだ時期に特に注目された。正規代理店より価格が安かったり国内未発表の商品が入荷されるメリットがあるが、アフターケアが不十分な場合がある。かつては正規代理店が商標を占有して使用できるとして輸入差し止めを行うことができたが、1971年からは合法となった。

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