労働者に対し、過重労働や労働基準法に抵触しかねない環境での労働を強いる企業。度を超えた長時間労働やノルマを課し、耐え抜いた者だけを引き上げ、脱落者に対してはパワハラ、セクハラなどで肉体的・精神的に追い込み、自主退職へと向かわせるケースもある。企業規模や知名度とは関係がなく、その指標としては、入社3年以内の離職率の高さや社員の年齢構成などがある。今後、就労希望人口が減少し、労働市場が買い手市場から売り手市場に変化するに従って、ブラック企業は労働者の確保が困難になることが予想される。
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