米国で20世紀初頭に発達した業態で、消耗品度の高い生活雑貨を大量販売する小売店のこと。ウールワースが代表企業。5~10セントの売価商品をあらゆる分野から集めた「ファイブ&ダイムストア」などとも呼ばれた。近隣商圏を基盤としていたため、モータリゼーションの進展や核家族化によって衰退し、ディスカウントストアなどに変化した。日本で存在しなかった業態だが、「100円均一」はこれに近いともいわれる。コスメや美容品を中心にした多品目で趣味的な雑貨店(PLAZAなど)を指す場合もある。

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