広告やカタログ、ダイレクトメールで商品を紹介し、電話やファックス、はがき、インターネットなどで注文を受け、商品を配送する販売方法のこと。国土が広く遠隔地の消費者に販売する必要のあった米国、店舗数の少なかった欧州で発達した。日本では、米国のマーケティング手法が入って来てから急速に拡大した。まだ欧米の水準に達してはいないが、これまでの百貨店や通信販売専業、クレジットカード業者、出版社などに加え、テレビ局、メーカーなども力を入れ始めており、インターネットを中心に今後の成長が見込まれている。日本通信販売協会調べ(2014年度売上高)では年商6兆1,500億円で16年連続の増加傾向が続いており、直近10年の平均成長率は7.3%となっている。