組織の活動が専門的な役割ごとに分担された状態のこと。業務(職務)を専属して行うことによってその部門内では知識や能力が向上することから、各部門では効率的となり、全体の業績に対する効果は大きくなる。また、これまでと違った新しい高次元の体系をつくり上げるといった統合過程の側面も同時に持っている。しかし、専門化が進むと部門外のことに無関心になったり、発言の権限がなくなるなど部門間に壁が発生することがあり、部門間の調整は特に重要な課題となる。

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