一定の区分に基づき、一定期間の全ての資金(現金)収入と資金(現金)支出を分類・集計し、現金収支の動きや現金過不足の実態などを把握できるような表のこと。資金繰り表を作成することで、資金不足となる状況を予測することができる。資金不足になる前に、銀行から借入を行う、支払いサイトを延ばすなどさまざまな対応をとることが可能になり、黒字倒産などの事態も防ぐことができる。資金繰り表は、その対象とするものが資金であるという点ではキャッシュフロー計算書とほぼ同じであるが、資金繰り表が主に将来の予測であるのに対しキャッシュフロー計算書は主に過去の記録である点で異なる。

この記事をいいね!する