農林物資の品質の改善や取引の公正化を目的として1950年に制定された法律で、それによりJAS規格制度が発足したが、1970年にJAS規格商品の表示制度が盛り込まれた。正式には「農林物資の規格化等に関する法律」という。また、1999年には消費者に販売されるすべての食品に拡大され、2009年には産地偽装に対する罰則規定が導入された。さらに2015年の新食品表示法の施行に伴い、JAS法の食品表示に関する規定が食品表示法に移管されると共にJAS法の名称が「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」から現在の法律名に変更された。
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