メキシコ料理、シンガポール料理…新勢力も続々出店

 米国では人気が高いのに、なぜか日本にはあまり浸透していなかったメキシコ料理。2015年はついに、その大本命2店が日本に出店した。1990年代前半に一度撤退しているので“再上陸”にはなるが、巨大メキシカンファストフードチェーン「タコベル」日本1号店が4月、渋谷にオープン(関連記事「日本再上陸の「タコベル」で“タコスよりうまいメニュー”を発見!?」)。メキシコ料理は苦戦するファストフード業界の“新たな黒船”になり得るのか、注目が集まった。

 翌月には、オーストラリアだけでも57店舗あるというメキシカン・プレミアムファストフード「グズマン イー ゴメズ」が、「ラフォーレ原宿」内の新フードコート「GOOD MEAL MARKET」にオープン(関連記事「原宿に“プレミアムフードコート”出現!? 新感覚メキシカン、高級フレンチフライの行列店も」)。基本メニューの組み合わせだけでも56種類、本国のショップでは1万種類以上の組み合わせが可能だというカスタマイズの自由度、レストランの一品料理のようなクオリティで大人気となった。

 また2015年はシンガポール独立50周年、2016年は日・シンガポール外交関係樹立50 周年にあたることから、シンガポールからの出店も盛んだった。シンガポール政府公認のシーフードレストラン「シンガポール・シーフード・リパブリック」や、8種類の小籠包が人気の「パラダイスダイナシティ」など、シンガポールの人気料理店がひしめく銀座に2015年2月16日オープンしたのが、シンガポールで28店舗を展開している人気カフェ「tcc」(関連記事「シンガポールの人気カフェ「tcc」が日本上陸、ウリは“何でもあり”!?」)。

 ここ数年、エスニック料理店のメニューでよく見かけるようになったハイナンチキンライス(海南鶏飯)。その本家ともいえるシンガポールの専門店「ウィーナムキーハイナンチキンライス(威南記海南鶏飯)」が2015年7月28日、「田町グランパークプラザ」にオープン。(関連記事「シンガポールナンバーワンの「海南鶏飯」が日本上陸! “国賓をもてなすチキンライス”の実力は?」)。シンガポール人が選ぶナンバーワンであり、政府高官やセレブの間でも人気が高く、政府が正式に国賓をもてなすときにも同店のハイナンチキンライスが振る舞われていることから、オープン早々人気を集めた。2015年10月には早くも銀座に2号店を出店している(関連記事「生まれ変わった銀座「ニューメルサ」は“個性派雑貨店”が大集合!」)。

「ラフォーレ原宿」の新感覚のフードコート「GOOD MEAL MARKET」に出店した日本初上陸のメキシカン・プレミアムファストフード「グズマン イー ゴメズ」の一番人気の「ブリトー(チキン/レギュラーサイズ)」(750円)。メキシカンライスが入っているので、レギュラーサイズでも男性のランチに十分なボリューム
「ラフォーレ原宿」の新感覚のフードコート「GOOD MEAL MARKET」に出店した日本初上陸のメキシカン・プレミアムファストフード「グズマン イー ゴメズ」の一番人気の「ブリトー(チキン/レギュラーサイズ)」(750円)。メキシカンライスが入っているので、レギュラーサイズでも男性のランチに十分なボリューム
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シンガポールの専門店「ウィーナムキーハイナンチキンライスの看板メニュー「チキン」(1/4羽で2100円、スープ付き)。手前はしっとりとした肉厚なスチームチキン、奥は皮が香ばしいローストチキン
シンガポールの専門店「ウィーナムキーハイナンチキンライスの看板メニュー「チキン」(1/4羽で2100円、スープ付き)。手前はしっとりとした肉厚なスチームチキン、奥は皮が香ばしいローストチキン
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