スマホアプリでスーツをDIY

紳士服大手がオーダースーツ参入、コナカは若者を狙う(画像)
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紳士服大手がオーダースーツ参入、コナカは若者を狙う(画像)
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スマホアプリでのオーダーの一例。初回で採寸したものが表示され、自分で微調整が可能

 2回目からの注文はスマホアプリが可能だ。スマホでは、表生地だけでも140~160種類(シーズンにより異なる)、裏地も胴裏が約40種類、袖裏が約20種類から選べる。あらかじめ自宅で生地やボタンをある程度決めておけるのは効率が良い。保存もできるので、実際の質感や肌当たりに不安があれば、空いた時間に店頭で確認すればいい。

ボタンだけでもこれだけの種類がある
ボタンだけでもこれだけの種類がある
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 表地裏地合わせて200種類以上のスーツ生地とその仕立て上がりを、アプリ上でどこまでリアルに再現するかにこだわったという。

CG で製作された生地とスーツの画像。アプリ上で生地の質感と仕上がりイメージを確認できる
CG で製作された生地とスーツの画像。アプリ上で生地の質感と仕上がりイメージを確認できる
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実際の型紙を使用してCG でスーツを再現
実際の型紙を使用してCG でスーツを再現
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 まず、実際の生地サンプルをスキャンし、CGデータを作成。実際のスーツの型紙にならって3DCGスーツを作った。CG制作チームは、スーツの作り方についてパタンナーから何度もレクチャーを受けたほか、生地の風合いや自然光の下にいるようなライティングを再現、忠実なイメージ表現が可能となったという。

 スマホでスーツをオーダーできるメリットはなんだろうか。「日常のふとした合間のスマホをのぞく時間に、裏地を決めたり、ボタンを選んだり……。そんな使い方を想定しています」(コナカ ディファレンス事業部 中嶋傑ゼネラルマネージャー)

 散々迷ってあつらえた後でも、実際に着るうちに「こうすればよかった」と思うことは往々にしてあるだろう。初回に作ったスーツの着心地をもとに、2回目からのスマホアプリオーダーでは袖丈や裾丈など微調整が可能で、その際にあまりにも無理のある寸法に修正しようとすればアラームで警告が出る設定となっているから、ついやりすぎてしまうこともない。スーツのプチDIYが可能になるわけだ。