ラボとは思えない、リラックスできる空間
ラボの場所は広島駅前のビルのワンフロア。中に入った最初の感想は、「これがラボ?」。実験室のような空間と思いきや、木を多用したナチュラルな内装。さまざまな形のテーブルやイスが設置された、おしゃれなオフィスという印象だ。
ただよく見ると、畳敷きのスペースや一人で入る穴ぐらのようなスペース、簡単な調理ができるオープンキッチンなど、オフィスとは思えないところもある。「良い発想が出るときは、風呂に入ってホッとしたときなど、リラックスしているときが多い。畳に座ったり、立ったり、穴ぐらに入ったりなど、個々人がさまざまなスタイルでリラックスできる空間を重視した」(同ラボの山邊昌太郎クリエイティブディレクター)。