2018年11月1日、月刊情報誌「日経トレンディ」が「2018年ヒット商品ベスト30」と「2019年ヒット予測ランキング」を発表した。ヒット商品ベスト30は2017年10月から2018年9月の期間に発売された商品・サービスについて、「売れ行き」「新規性」「影響力」の3要素からヒットの度合いを判定し、独自にランク付けしたもの。1987年の同誌創刊以来、毎年12月号で掲載してきた恒例企画だ。ランキングは以下の通り。 【1位】安室奈美恵 平成の歌姫の引退劇が国民全員の関心事に発展。「感謝」と「応援」の波は各業界に旋風を巻き起こし、経済効果は500億円超とも[画像のクリックで拡大表示] 【2位】ドライブレコーダー 「東名高速あおり運転事故」の報道後、“走る防犯カメラ”に事故抑止を期待した人が殺到。1年間で前年の約2倍となる346万台を出荷[画像のクリックで拡大表示] 【3位】ペットボトルコーヒー 開拓者「クラフトボス」が2000万ケースを突破し、2年目の大躍進。後追い商品も売れ、「ちびだら飲み」の新スタイルを確立した[画像のクリックで拡大表示] 【4位】ZOZO 10時間で23万件の注文が殺到した「ZOZOSUIT」で体形データを大量取得。話題振りまく“ZOZO劇場”がアパレル革命の発火点に[画像のクリックで拡大表示] 【5位】グーグルホーム&アマゾンエコー IT業界を代表するGoogleとAmazonが激しく競り、1年間で普及率は約8%に。手ではなく声を使う新世代のUIを日本にも定着させた[画像のクリックで拡大表示] 【6位】漫画 君たちはどう生きるか 80年の時を超えた“史上最大”のリバイバルヒット。「奇跡の原作」の現代風アレンジが全世代に刺さり、半年強で発行200万部に[画像のクリックで拡大表示] 【7位】aibo 12年ぶり復活の犬型ロボットが6カ月で2万台を突破。生命感あふれる動きと成長するAIに、多くのオーナーが感情を揺さぶられた[画像のクリックで拡大表示] 【8位】ケーブルバイト 断線防止グッズをかわいい動物に仕立てた一点突破で、累計販売個数500万突破。「ポケモン」「カービィ」コラボも人気を加速[画像のクリックで拡大表示] 【9位】本麒麟 「第3」らしからぬ飲み応えにビール好きも納得。発売3カ月で1億本出荷の垂直立ち上げに成功。「のどごし〈生〉」に続くキリンの顔に[画像のクリックで拡大表示] 【10位】NONIO 洗口液のニューカマーが定番ひしめく市場に殴り込み。機能のアピールを抑えた逆張り戦略で新規&若年層の取り込みに成功[画像のクリックで拡大表示] 関連リンク 【フォトレポート】18年のヒット人は田中圭と白石麻衣、2019年の顔は中村倫也 【最新号案内】日経トレンディ2018年12月号 2017年ヒット商品1位は「Nintendo Switch」 2016年ヒット商品1位は「ポケモンGO」 2015年ヒット商品ランキング発表! 1位は「北陸新幹線」 日経トレンディ創刊30周年特別企画:必見!ヒット商品アーカイブス【1987】 続き: 2018年のヒット人(にん)は? 1 2 3 4 次へ