人生で数カ月ほどしか着用機会がない新生児服にも細かい配慮

 同社ではマタニティーアイテムよりひと足早い7月24日から、「タンハダギ(2枚組)」「コンビハダギ(2枚組)」「スタイ(2枚組)」「スリーパー」という新生児用アイテム4商品を販売している。これまでもベビー向けアイテムとしては60cmサイズのボディーオールを販売していたが、生まれたばかりの赤ちゃんにすぐ着せられる小さめの50~60cmサイズで、日本で一般的に新生児に着せる短肌着、コンビ肌着は販売していなかった。「赤ちゃんにとって生まれて初めての服となるため、安全性を追求するとともに、素材や細部の設計や着心地を重視した」(桜居リーダー)。

 人生で数カ月ほどしか着用機会がないという点では、新生児向けアイテムもマタニティーアイテムと同じだが、こちらも細かな工夫に驚いた。例えば育児に不慣れな人への“分かりやすさ”への配慮。新生児用の短肌着は通常2カ所をひもで結ぶ仕様になっているのだが、不慣れな人はどのひもとどのひもがセットなのか混乱しがちだ。外側をスナッパー(スナップボタン)にし、裏表が分かりやすいように裏側のステッチの配色を変えた。コンビハダギは、股下についているスナップボタンの真ん中のみ色を変え、掛け違いを防止。まだ柔らかい新生児の肌に配慮し、縫い代が肌に当たらないように工夫。さらに軟らかい縫い糸を使用した。返しの部分も外側に向け、赤ちゃんの肌に当たらないなどの工夫をしている。

 スリーパーは、ユニクロが得意とするマイクロフリース素材。ストレッチフリースにすることで、新生児が快適にゆっくり休めるようにしている。ジッパーにしたのは、暗い寝室で脱ぎ着させたり、おむつを替えたりするときは、ボタンだと不便なため。ジッパーにはガードをつけ、子どもが顎をはさんだり肌をかんだりしないようにという工夫をしている。

 また新生児用アイテムも既存のベビー服と同様、パッケージに入れて販売している。これは空気中のホルムアルデヒドが衣類に吸収される(移染)のを防ぐため。移染しても洗濯すれば落ちるが、袋から出してすぐに着られるように配慮しているそうだ。

新生児向けの「タンハダギ(2枚組)」(990円)。着替えさせるときに手が入れやすいよう、袖口を広く取っている
新生児向けの「タンハダギ(2枚組)」(990円)。着替えさせるときに手が入れやすいよう、袖口を広く取っている
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「コンビハダギ(2枚組)」(1500円)
「コンビハダギ(2枚組)」(1500円)
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外側は着脱しやすいスナップボタンで、掛け違い防止のために股下のスナップは色を変えている
外側は着脱しやすいスナップボタンで、掛け違い防止のために股下のスナップは色を変えている
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「スタイ(2枚組)」(590円)。2つのスナップボタンで、サイズ調整できるようにしている。また寝るときに首がゴロゴロしないよう、横にボタンをつけている
「スタイ(2枚組)」(590円)。2つのスナップボタンで、サイズ調整できるようにしている。また寝るときに首がゴロゴロしないよう、横にボタンをつけている
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