新世代メルセデスデザインで若々しさとスポーティーさを強調

 外装には、特徴的な切れ長のLEDヘッドライトなど、「CLS」から採用された新世代メルセデスのデザインを取り入れ、若々しさとスポーティさを際立たせている。

 ボディータイプは、前モデル同様の5ドアハッチバック。ボディーサイズは全長4419×全幅1796×全高1423mm(A 180欧州参考値)で、前モデルより少しアップしているが、扱いやすいサイズだ。

 内装は、ダッシュボードの上にタブレットを置いたような、液晶ディスプレーを強調したデザインが特徴。運転席前には、液晶メーターとインフォテインメントシステム向けタッチ操作可能な大型液晶ディスプレイを備えている。メーターパネルなどを囲うフードをなくしたことで、視覚的な新しさを強調している。

ディスプレイを囲うフードをなくしすっきりとさせた
ディスプレイを囲うフードをなくしすっきりとさせた
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 さらに後席の乗降性を高めたほか、ラゲッジスペースを前モデルより29L増の370L(5人乗車時)に拡大するなど、コンパクトハッチバックとしての使い勝手も向上している。

ラゲッジスペースは5人乗車時で370Lが確保できる。3分割可倒式後席を倒せば、最大1210Lまで拡大できる
ラゲッジスペースは5人乗車時で370Lが確保できる。3分割可倒式後席を倒せば、最大1210Lまで拡大できる
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 パワートレインは、前モデルの1.6Lターボからダウンサイズされ、1.4Lの直列4気筒ターボエンジンに。最高出力136ps、最大トルク200N・mを発揮。2.0Lエンジン並みの性能を持つので、十分に力強い。これにDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)タイプの7速ATが組み合わされる。

新開発の1.4L直列4気筒ターボエンジン。従来型の1.6Lターボと比較すると最大トルクは同様で、最高出力が14psアップ
新開発の1.4L直列4気筒ターボエンジン。従来型の1.6Lターボと比較すると最大トルクは同様で、最高出力が14psアップ
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 安全機能はトップモデルの「Sクラス」と同等のものを採用し、オプションで「レーダーセーフティパッケージ」(24万円)が設定されている。

 オプションの内容は、たとえば、歩行者にも対応する自動ブレーキ機能の「アクティブ ブレーキ アシスト」や、走行車線を逸れたときにブレーキ操作で車線に復帰させる「アクティブ レーン キーピング アシスト」など。

 このほか、ステレオカメラで車線を認識して、車線内の走行を維持するためにステアリングをアシストしたり、レーダーセンサーとステレオカメラの組み合わせにより先行車を認識して、速度に応じた車間距離を維持する「アクティブ ディスタンスアシスト・ディストロニック&アクティブステアリングアシスト」も使える。

 先行車が減速すれば、スロットルやブレーキを段階的に自動で調整してスムーズに減速。さらに先行車が停止すれば自車も停止する。アクセルを軽く踏むか、クルーズコントロールレバーを引くと再発進し、車間距離が十分にあるときは設定された速度まで自動的に加速してくれるため、衝突を避けるだけでなくドライバーの疲労も軽減できる。また一部グレードには、一定時間内であれば、前走車に合わせて自動再発進する機能も加わる。

 オプションにはほかにも、ナビゲーションパッケージ(18万円)などが用意されている。

 ちなみに限定車は、これらのオプションを標準化している。さらに、AMGスタイリングパッケージや19インチのAMGアルミホイール、スポーツタイプのシートを含むレザー内装などのドレスアップも施され、豪華さやスポーティーさを強調した内容となっている。

 上級車ではなく、老若男女が関心を持つエントリーモデルに、画期的な機能を初搭載したことの意味は大きい。Aクラスで磨かれたAI機能が、どのように上級車に反映されるのかも注目だ。

限定車「A 180 Edition1」に装着されるAMGデザインの19インチアルミホイール。カタログモデルの「A 180」と「A 180 Style」は、16インチのアルミホイールが標準となる
限定車「A 180 Edition1」に装着されるAMGデザインの19インチアルミホイール。カタログモデルの「A 180」と「A 180 Style」は、16インチのアルミホイールが標準となる
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(文・写真/大音安弘)