コカ・コーラもレモンサワー市場に参戦

 18年5月には、コカ・コーラもRTDレモンサワー市場に参入。同社初のアルコール飲料としてレモンサワーのブランド「檸檬堂(れもんどう)」を九州地区限定で発売している。

 同商品のブランドマネージャーで日本コカ・コーラ マーケティング&ニュービジネス本部のパトリック・サブストローム氏は「アルコール飲料を開発のためにいくつかの居酒屋に行ったところ、個性的なレモンサワーを出す店が繁盛していることに気づいた。また、レモンサワーに関するイベントが開催されている。缶入りチューハイもレモンフレーバーが最も飲まれていて、レモンフレーバーがRTD市場を牽(けん)引していることなどから、レモンサワーで参入することにした」と説明する。

「檸檬堂 塩レモン」(写真左)、「檸檬堂 定番レモン」(写真中央)、「檸檬堂 はちみつレモン」(写真右)。希望小売価格は各150円。「缶チューハイは強いお酒を楽しみたい人からお酒の気分を楽しみたいという人まで、幅広いニーズが存在している」(コカ・コーラ)。そのため、アルコール度数の異なる3タイプをラインアップした
「檸檬堂 塩レモン」(写真左)、「檸檬堂 定番レモン」(写真中央)、「檸檬堂 はちみつレモン」(写真右)。希望小売価格は各150円。「缶チューハイは強いお酒を楽しみたい人からお酒の気分を楽しみたいという人まで、幅広いニーズが存在している」(コカ・コーラ)。そのため、アルコール度数の異なる3タイプをラインアップした
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 サントリーの調査によると、これまで飲食店で飲んでいたユーザーの「家飲み率」が増加し、外食店気分が味わえるRTDを求める声があるという。「レモンサワーを家でも飲みたいが、割り材で割るのは面倒」という人にとって、缶入りレモンサワーはうってつけの商品なのかもしれない。

(文/桑原恵美子)