クリスマスツリーにハロウィーンの装飾をする

 さて、ニトリはどうか。ハロウィーン雑貨の需要拡大のため、市場調査や展示会などでキャッチした海外のトレンドを取り入れた。すなわち「ハロウィーンもツリー飾りを楽しむ」という新手のインテリア提案だ。

 日本でもクリスマス飾りを楽しむ人は増えたが、ハロウィーンの飾り付けをする人はまだまだ少ない。実際、ニトリがハロウィーン商品を全店で扱うのは今年で4年目。市場を成長過程にあるとみている。そこで、部屋でハロウィーン飾りを始めるきっかけとして、「クリスマスツリーにハロウィーンの装飾をする」というインテリアコーディネートを提案するのだ。

 「すでに持っているツリーにハロウィーンの飾りを買い足せば、簡単にハロウィーン飾りができる。クリスマス飾りの期間は1カ月半ほどしかないが、ハロウィーンから飾ることで最大3カ月間、お部屋でワクワク感を楽しめます」(商品部 季節品・シーゾナルチームの担当バイヤー)

 同じツリーを使ってクリスマスとハロウィーンの飾り付けを替え、秋から冬までの季節の移り変わりを部屋で楽しもうよ!という提案である。

クリスマスツリーをハロウィーングッズで飾り付けるとこんな感じ。土台の“クモの巣”も見どころ
クリスマスツリーをハロウィーングッズで飾り付けるとこんな感じ。土台の“クモの巣”も見どころ
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オレンジ色のカボチャの飾りは、それだけでツリーをハロウィーンっぽくする
オレンジ色のカボチャの飾りは、それだけでツリーをハロウィーンっぽくする
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かわいいボール飾りを吊り下げるだけで、それなりに気分は高揚する。ニトリでは飾り用ボールが売れ行き好調で、売り上げは前年比150%以上という
かわいいボール飾りを吊り下げるだけで、それなりに気分は高揚する。ニトリでは飾り用ボールが売れ行き好調で、売り上げは前年比150%以上という
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 装飾用ツリーはモミの木に限らず、白樺ツリーや、木製の小さなツリーでもいい。そこに飾り付けるボールをいくつか替えるだけで、「ハロウィーンっぽい」から「クリスマスっぽい」にガラリと印象を変えてしまう。

 つまり、ハロウィーンならカボチャとオレンジ色や紫色のボール。一方、クリスマスなら金銀のラメを多用したキラキラ系が鉄板だ。それぞれの「っぽい」イメージが共通認識として私たちの中にすでに定着している。

「ちょっとしたインテリア雑貨の工夫でお部屋の季節感を演出できるんです」(広報部の大江美幸さん)
「ちょっとしたインテリア雑貨の工夫でお部屋の季節感を演出できるんです」(広報部の大江美幸さん)
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鉄板のカボチャのほか、オレンジや紫色のボールを飾るとハロウィーン仕様
鉄板のカボチャのほか、オレンジや紫色のボールを飾るとハロウィーン仕様
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同じ木製の小さなツリー(商品名「オーナメントツリー ウッドトライアングル」)だが、ボール飾りをキラキラ系に替えるだけで、瞬く間にクリスマスバージョンに
同じ木製の小さなツリー(商品名「オーナメントツリー ウッドトライアングル」)だが、ボール飾りをキラキラ系に替えるだけで、瞬く間にクリスマスバージョンに
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キラキラ雑貨が周囲の空気をクリスマスモードに変えてしまう不思議
キラキラ雑貨が周囲の空気をクリスマスモードに変えてしまう不思議
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 下の写真は日本でもヒット中という白樺ツリー。ニトリでは3年前から展開するアイテムで、当初はハロウィーンを意識して販売したが、昨年初めて、白樺ツリーでハロウィーン→クリスマスの飾り付けを提案したところSNSで取り上げられ、一気に人気が高まったという。「インスタ映えするのでバズる傾向にありますね」(担当バイヤー)

カボチャ飾りがキメるハロウィーン仕様の白樺ツリー
カボチャ飾りがキメるハロウィーン仕様の白樺ツリー
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ボール飾りをキラキラに替えるだけでクリスマスな気分に早変わり!
ボール飾りをキラキラに替えるだけでクリスマスな気分に早変わり!
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