『はじめての土偶』著者の譽田亜紀子氏。「元祖縄文女子」として執筆やメディア活動を通じて縄文文化を広めている。「土器や土偶は土に埋まっている1つの歴史で、国民の宝。先端だけを追い求めると学問が淘汰される。未来の考古学者をつくりたくて活動している」

縄文展の来場者は35万人超 土偶とエヴァンゲリオンに共通点?

2018年10月19日
  • 東京国立博物館で開催された特別展『縄文ー1万年の美の鼓動』(会期は2018年7月3日~9月2日)には、35万4259人が訪れた(主催者提供写真)
  • 縄文展の来場者は35万人超 土偶とエヴァンゲリオンに共通点?(画像)
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  • (左手前から)「土偶 縄文のビーナス」(長野県)、「土偶 縄文の女神」(山形県)、「土偶 仮面の女神」(長野県)、「土偶 合掌土偶」(青森県)、「土偶 中空土偶」(北海道)(写真提供:特別展「縄文」主催者)
  • 「火焔型土器」(新潟県)(写真提供:特別展「縄文」主催者)
  • 山岡信貴監督。初監督作品「PICKLED PUNK」(1993年)がベルリン国際映画祭などで招待上映される。『縄文にハマる人々』は、「ソラノ」「死なない子供、荒川修作」に続くドキュメンタリー
  • 『縄文にハマる人々』では、いとうせいこう氏など縄文にまつわる26人に話を聞いた。全国53カ所の土器や土偶が登場する
  • 『はじめての土偶』著者の譽田亜紀子氏。「元祖縄文女子」として執筆やメディア活動を通じて縄文文化を広めている。「土器や土偶は土に埋まっている1つの歴史で、国民の宝。先端だけを追い求めると学問が淘汰される。未来の考古学者をつくりたくて活動している」
  • 『縄文ZINE』の望月昭秀編集長。“ギャルと縄文”や、読モ(読者モデル)ならぬ“DOGUMO”など若い人が手に取りやすいポップな内容だ。悩みを縄文流に解決する『縄文人に相談だ』(国書刊行会)は4カ月で重版に
  • 立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構の中村大助教。現代美術アーティストたちと協働で「縄文茶会」などのイベントや展示で、考古学を現代文化の創造につなげる活動もしている
  • 吉田カバンが2015年に期間限定で販売した「縄文ポシェット」。縄文時代に使用された採集した木の実などを入れる針葉樹の樹皮を編んだ袋状の「縄文ポシェット」を、よみがえらせたようなデザイン。現在購入できるのは、表参道店で期間限定で販売される「縄文ポシェットスペシャルエディション」(10万円)のみ
  • 親と子のギャラリー「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館」の関連展示として火焔型土器のレプリカによるハンズオンを行った。「作品世界に没入してみると、美術とさらに仲良くなれるということを子どもたちに実感してほしかった」(東京国立博物館博物館教育課)
  • 縄文展の来場者は35万人超 土偶とエヴァンゲリオンに共通点?(画像)
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  • 新宿のビームスジャパン4階で、縄文ZINEの展示イベント「TATEANA展」(10月30日〜11月11日)を開催
  • 三内丸山遺跡(写真提供/山岡監督)
  • 「土偶 縄文のビーナス」(茅野市尖石縄文考古館蔵、写真提供/山岡監督)
  • 「土偶 縄文の女神」(山形県立博物館蔵、写真提供/山岡監督)