ユニークな「シメ」で訴求

 だが、オーソドックスな鍋つゆは誰にでも好まれる半面、爆発的なヒットにつながりにくいとも言える。そんな「鍋つゆマンネリ化」のなか、ミツカンが提案するのは、鍋料理のクライマックスともいえる“シメ”の新しい楽しみ方だ。「シメの麺をもっとおいしく」をキーワードに、日清食品チルドと共同で、チルドの「鍋つゆ」と「専用麺」を開発。冷蔵タイプの鍋つゆはレトルト加工に必要な加熱殺菌で失われる風味を残すことができるのが特徴だという。

「麺の達人 〆まで美味しい 鍋用生ラーメン 2玉」(写真左、希望小売価格200円)。ほかに生うどん 、ちゃんぽん麺がある。「〆まで美味しい キムチ鍋つゆ 濃縮タイプ」(写真右、170g、希望小売価格各350円)のパッケージには「麺で〆る」の文字入り。ほかにちゃんぽん鍋つゆ 濃縮タイプ、 寄せ鍋つゆ 濃縮タイプもある
「麺の達人 〆まで美味しい 鍋用生ラーメン 2玉」(写真左、希望小売価格200円)。ほかに生うどん 、ちゃんぽん麺がある。「〆まで美味しい キムチ鍋つゆ 濃縮タイプ」(写真右、170g、希望小売価格各350円)のパッケージには「麺で〆る」の文字入り。ほかにちゃんぽん鍋つゆ 濃縮タイプ、 寄せ鍋つゆ 濃縮タイプもある
[画像のクリックで拡大表示]

 さらに、同社はインターネット上で鍋といっしょに「ダイエット」「ヘルシー」という言葉が多く検索されていることから、「鍋を好む人は健康ニーズが高い」と分析。その一方で、昨今はダイエットなどのために糖質を取りすぎないようにする人が増加。炭水化物である鍋のシメを避ける人も増えているのではないかと考えた。そこで、鍋を食べ終わったあとのスープに卵を加えた「キッシュ風」や、「プリン風デザート」など、斬新なシメのレシピを提案。公式サイトに掲載している。

 
「鶏だし和風キッシュ」は、2018年の新商品であるミツカン 〆まで美味しい鶏だし生姜鍋つゆを使用。残った鍋つゆ2カップに卵5個とピザ用チーズ、野菜を加えてふたをして、弱火で15~17分ほど加熱。出来上がりは、確かにかなりキッシュに近い味わいだった
「鶏だし和風キッシュ」は、2018年の新商品であるミツカン 〆まで美味しい鶏だし生姜鍋つゆを使用。残った鍋つゆ2カップに卵5個とピザ用チーズ、野菜を加えてふたをして、弱火で15~17分ほど加熱。出来上がりは、確かにかなりキッシュに近い味わいだった
[画像のクリックで拡大表示]
「ごま豆乳のメープル塩プリン仕立て」は、「ミツカン 〆まで美味しいごま豆乳鍋つゆ ストレート」を使用。具材をきれいに取り出したごま豆乳鍋つゆ2カップに卵5個、メープルシロップ大さじ2、牛乳大さじ2を加える。鍋のふちの部分が固まってきたらよく混ぜて、ふたをしてごく弱火で15~17分ほど加熱する。できたては、だしの香りが強いためプリンというよりは茶わん蒸しのような印象だったが、冷やしたものにシロップをかけたらかなりプリンに近い味に
「ごま豆乳のメープル塩プリン仕立て」は、「ミツカン 〆まで美味しいごま豆乳鍋つゆ ストレート」を使用。具材をきれいに取り出したごま豆乳鍋つゆ2カップに卵5個、メープルシロップ大さじ2、牛乳大さじ2を加える。鍋のふちの部分が固まってきたらよく混ぜて、ふたをしてごく弱火で15~17分ほど加熱する。できたては、だしの香りが強いためプリンというよりは茶わん蒸しのような印象だったが、冷やしたものにシロップをかけたらかなりプリンに近い味に
[画像のクリックで拡大表示]