小学生にとって脱毛は“秘めごと”

 ところで、小学生のサロンでの“キッズ脱毛”はどのくらい一般的なのだろうか。小学校高学年から中学生までの女子に人気の月刊誌『nicola』(新潮社刊)編集部に、小学生のムダ毛事情を聞いてみた。

 「ムダ毛のお手入れ企画はたまにあるが、コスメやカミソリ、毛抜きなど、あくまで自己処理でのケアを紹介している。サロンに通っているという子は聞いたことがない」(nicola編集部小島知夏氏)

 サロンでのキッズ脱毛はまだごく一部の流行で、子ども本人よりも親の意識が強いように思う。しかも、サロンで脱毛というのは、大人っぽい、おしゃれ、自慢したいという感覚かと思いきや、やはり基本的にはムダ毛処理=コンプレックス解消の行為なわけで、声高に言うことではないのかもしれない。むしろ、“脱毛サロンに通ってツルツルの私”ではなく、何もしなくてもツルツルだと演出したいのではないだろうか。だから脱毛サロンに通う小学生にとって、脱毛サロンに通っているということはある種の“秘めごと”という気がしてきた。

(文/三井三奈子)