冬は発熱衣料でマーケットも狙う

 ベネクスは、10月下旬には、着用すると温かい冬用のリカバリーウエア「フリーフィールウォーム」シリーズの販売を開始する。

 フリーフィールウォームは、PHT繊維に吸湿発熱性の高い再生繊維のリヨセルを編み合わせたもの。着用すると体から出る汗や水蒸気などの水分を吸着して熱を発し、従来品よりも最大で3.5度温かくなるという。さらに2018年春には、ワンマイルウエアとして使えるワンピースタイプが発売される予定。女性をターゲットにしたラインアップを強化していく。

10月下旬発売予定のフリーフィールウォームシリーズ。写真左はメンズのロングスリーブハイネック(1万4000円)、写真右はレディースのロングスリーブタートルネック(1万4000円)
10月下旬発売予定のフリーフィールウォームシリーズ。写真左はメンズのロングスリーブハイネック(1万4000円)、写真右はレディースのロングスリーブタートルネック(1万4000円)
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 リカバリーウエアの分野にとどまらず、ヒートテックが好調なユニクロを筆頭に競争が激しい体温調節系ウエアの市場へも踏み込み、境界線をなくして機能性ウエア市場全体の活性化を図るベネクス。2020年の東京五輪に向けて、スポーツウエア業界はさまざまな商品が出てくると思われる。その中でも成長著しい機能性ウエアがさらに進化し、高級志向が加速するかもしれない。

(文/広瀬敬代)