骨や筋肉に必要な栄養素を効率的に摂取(救心製薬)

救心製薬の「大人の粉ミルク」は栄養機能食品
救心製薬の「大人の粉ミルク」は栄養機能食品
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 救心製薬の「大人の粉ミルク」は、牛乳に近い栄養バランスで、骨や筋肉に必要な栄養素を効率的に摂取できるのが特徴。骨の構成成分と類似しており、コラーゲンとミネラルを同時に補給できるミネラル複合体「プロテタイト」を配合し、骨に関わる2種のビタミンを強化しているので、特に骨量の維持に不安を抱いている人に向いていそうだ。牛乳に含まれる乳糖を可能な限り除去しているため、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人にもおすすめ。牛乳の主成分で、アレルゲンのひとつでもあるカゼインも含まれていない。

 ちなみに食品表示では、救心製薬の「大人のミルク」は国が制度を創設して表示を許可している「栄養機能食品」で、雪印ビーンスタークの「プラチナミルク」、森永乳業の「ミルク生活」は制度化されていない「栄養調整食品」に分類されている。これについて、雪印ビーンスタークは「栄養機能食品はビタミンなど各成分の表示が決まっており限定されるが、総合的なバランスを訴求することを優先し、栄養機能食品は選択しなかった」、森永乳業は「特定の成分のみが注目されるより、栄養成分をバランスよく摂取できることが伝わることを最優先に考え、商品化した」と説明している。

救心製薬の「大人の粉ミルク」は30袋入り5500円もある
救心製薬の「大人の粉ミルク」は30袋入り5500円もある
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ネーミングはマイナス要素よりメリットのほうが大きかった

 “大人”と“粉ミルク”という言葉の組み合わせは衝撃的すぎて、マイナスのイメージも与えるのではと思うが、最初に発売した救心製薬ではメリットが大きかったという。「『大人の粉ミルク』というネーミングのユニークさにより、薬業界や食品業界、消費者イベントなどでは注目度が大きかった。ラジオやテレビで紹介されたり、YouTuberに取り上げられたりと、注目された」(救心製薬広告部 浅利浩二氏)。

 「“大人のための粉ミルク”という聞き慣れない言葉に対して、ネガティブなイメージを抱く人もいるかもしれない。しかし、大切な赤ちゃんの健康を守ってきた『粉ミルク』に対しては、『健康に良い』というイメージを持っている人が圧倒的に多い。弊社が100年近く育児用粉ミルクを作り続けてきた社会的な意義を伝えるメッセージとしても、『粉ミルク』というワードが一番いいだろうと考えた」(森永乳業 小菱マネージャー )

 では実際にはどんな味がするのか。本当に続けられる味なのか。次回の記事で試してみたいと思う。

(文/桑原 恵美子)