バーベキューといえば、食材や道具をキャンプ場や河原に持ち込むのが一般的だった。しかし、数年前から“手ぶらで楽しめるバーベキュー場”が増加。食材の準備や道具の後片付けはもちろん、調理まで施設側がやってくれるスポットまである。
そんななか、自宅で手軽に楽しむバーベキューを提案するのが、米国の老舗バーベキューグリルブランド「ウェーバー」。バーベキューグリルで世界トップシェアをもつブランドで、2016年から日本市場に本格参入した。
ウェーバーといえば、半円型のふた付きボウルに炭を入れ、蒸し焼きにするチャコールグリルが有名だが、今回メーン商品として展開しているのはなんとガスグリル。「ベランダで簡単にバーベキューができる」をうたい文句に、販売数を伸ばしている。
売れ筋は3~4人用の「Q1200」。ガス式でふた付きなので煙がほとんど出ないとあって、マンションのベランダでもバーベキューができるという。
「家に帰ってきて買ってきた食材をグリルに並べ、シャワーを浴びている間に料理ができる。調理時間はわずか30分程度」(ウェーバー社で日本でのマーケティングを担当するアダム・ホール氏)。