「薄暗かった渋谷川沿い」が開放感ある広場に

 渋谷ストリームがあるのは渋谷駅南口、明治通りをはさんだ渋谷警察署向かいだ。同施設は渋谷駅に新設された16b出口に直結しているので、東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線の改札からは、できたばかりの真っ白な通路を歩けばあっという間に着く。

渋谷駅16b出口を出てすぐの場所にある稲荷橋広場。渋谷ストリームの2階につながる横長の大階段は、腰かけたりするくつろぎの場所としても使える
渋谷駅16b出口を出てすぐの場所にある稲荷橋広場。渋谷ストリームの2階につながる横長の大階段は、腰かけたりするくつろぎの場所としても使える
[画像のクリックで拡大表示]

 地上に出ると目の前に広がるのは、渋谷駅前とは思えない広々とした空間。渋谷川にかかっている稲荷橋を再整備した「稲荷橋広場」だ。以前の渋谷川沿いは古いビルが立ち並んでいて薄暗いイメージだったが、ここはかなりの開放感がある。1階のテーマは、「川辺のひろがりを感じさせるリバーサイドマーケット」。渋谷川に沿ってテラス席を設けた飲食店が立ち並ぶ。

 なかでも注目は、大階段左手にあるカリフォルニア×エスニックをテーマにしたレストラン「GH ETHNICA(ジーエイチエスニカ)」。鎌倉発祥のレストラン「GARDEN HOUSE」や代官山のベーカリーカフェ「GARDEN HOUSE CRAFTS」などを運営するTHINK GREEN PRODUCE(シンク グリーン プロデュース、以下、TGP)」が手がける新業態店だ。渋谷ストリームからつながる渋谷川沿いの遊歩道先には、渋谷ストリームと同日にオープンした新施設「渋谷ブリッジ」があるが、TGPはそのコンセプトや名称の決定にも関わっている。

「GH ETHNICA」は、鎌倉のノーザンカリフォルニアレストラン「GARDEN HOUSE」を手がけたTHINK GREEN PRODUCEの新業態
「GH ETHNICA」は、鎌倉のノーザンカリフォルニアレストラン「GARDEN HOUSE」を手がけたTHINK GREEN PRODUCEの新業態
[画像のクリックで拡大表示]
健康志向の高いアメリカ西海岸のライフスタイルや多国籍カルチャーをベースに、季節の食材を使用したエスニックタパスなどを提供。ランチは税込み1000円〜。ディナータイムは税込み2000〜3000円程度を想定している
健康志向の高いアメリカ西海岸のライフスタイルや多国籍カルチャーをベースに、季節の食材を使用したエスニックタパスなどを提供。ランチは税込み1000円〜。ディナータイムは税込み2000〜3000円程度を想定している
[画像のクリックで拡大表示]

 「渋谷は今や、多くの国からさまざまな人が集まりダイバーシティー化している。こうした開けた場所に、にぎやかでエネルギッシュなエスニック料理を提供する、屋台のようにオープンな空間の店を作りたいと考えた」と、TGP代表取締役の関口正人氏は話す。

1階にある「LEMONADE by Lemonica(レモネード バイ レモニカ)」は金沢生まれのオリジナルレシピを使用した本格レモネード専門店。渋谷川を眺められるブランコ席も用意されている
1階にある「LEMONADE by Lemonica(レモネード バイ レモニカ)」は金沢生まれのオリジナルレシピを使用した本格レモネード専門店。渋谷川を眺められるブランコ席も用意されている
[画像のクリックで拡大表示]