香りよりも「独特の使用感」が武器

 香りのバリエーションが豊富なロクシタンに比べると、リチャージとリラックスの2つの香りしかないセプトボーテは、アロマという点ではやや物足りない。イメージとしては、従来のヘアケア製品にもあったフローラル、シトラスといったざっくりした香りに近いだろう。 

 ただ、スマホに指紋が付きにくいハンドクリームや肌に置いた瞬間にバターのようにとろけるボディクリームなど、資生堂の技術力を生かした独特の使用感という売りはある。セルフ化粧品という位置づけではあるが、来店者が実際に商品を体験すれば、その使用感に驚くだろう。

ハンドクリームに特殊なパウダーを配合しているので、使用感がさらりとしていて指紋も付きにくい
ハンドクリームに特殊なパウダーを配合しているので、使用感がさらりとしていて指紋も付きにくい
[画像のクリックで拡大表示]
ボディクリームはバターのような固形で、手に取った瞬間は硬い。ただ肌にのせるとフライパンの上で油脂が融解するように成分が溶け出し、肌になじむ
ボディクリームはバターのような固形で、手に取った瞬間は硬い。ただ肌にのせるとフライパンの上で油脂が融解するように成分が溶け出し、肌になじむ
[画像のクリックで拡大表示]

(文/樋口可奈子)