缶にも箱にもカップにも「海老のビスク」

 レトルトの発売と同時に、粉末箱入り、カップ、缶それぞれの秋冬商品も発表された。レトルトの新発売よりも気になったのが、すべてのカテゴリーにおいて「海老のビスク」味を共通してラインアップしていることだ。

「プレミアム海老のビスク」170g入り、140円。2016年10月に、全国のスーパー、コンビニエンスストアで発売予定
「プレミアム海老のビスク」170g入り、140円。2016年10月に、全国のスーパー、コンビニエンスストアで発売予定
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左から「海老の贅沢ビスク」「ブロッコリーチーズポタージュ」「マンハッタンクラムチャウダー」。それぞれ3袋入りで248円。2016年8月22日発売予定。海老の贅沢ビスクとマンハッタンクラムチャウダーは既存品をリニューアルした
左から「海老の贅沢ビスク」「ブロッコリーチーズポタージュ」「マンハッタンクラムチャウダー」。それぞれ3袋入りで248円。2016年8月22日発売予定。海老の贅沢ビスクとマンハッタンクラムチャウダーは既存品をリニューアルした
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左から、2016年秋冬シーズンフレーバーの「こんがりパン 海老のクリーミービスク」「サクサクパイ バジルチキンのクリーミーポタージュ」「こんがりパン 1/3日分の野菜のトマト&チーズポタージュ」。各172円。2016年8月22日から2017年2月ごろまで販売の予定
左から、2016年秋冬シーズンフレーバーの「こんがりパン 海老のクリーミービスク」「サクサクパイ バジルチキンのクリーミーポタージュ」「こんがりパン 1/3日分の野菜のトマト&チーズポタージュ」。各172円。2016年8月22日から2017年2月ごろまで販売の予定
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 ビスクとは甲殻類を使ったクリームスープのこと。スープ専門店では定番の人気メニューとなっているが、どちらかというと若い女性に好まれる印象がある。レトルトと缶は今年の新製品だが、粉末箱入りは2011年からの定番、カップは2012年にも一度発売していたとのこと。海老のビスクの濃厚な味わいは、夕食向けのレトルトはともかく朝やランチタイムには少々重い印象がある。レトルトの3種に引き続き、各タイプの海老のビスクを食べ比べてみた。

“海老感”が強いのは粉末箱入りタイプ

写真左から缶、カップ、粉末箱入り、レトルト。メーカー側の説明では、左から右へ進むに連れて海老の風味を強くしたというが……
写真左から缶、カップ、粉末箱入り、レトルト。メーカー側の説明では、左から右へ進むに連れて海老の風味を強くしたというが……
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 まずは缶の「プレミアム海老のビスク」だが、スープ自体がさらりとしていてあまり濃厚さは感じない。味はエビというよりオニオンスープに近い。缶はコーンとオニオンコンソメの2種類の既存商品があるが、コーンは小腹満たしの目的で、オニオンコンソメは二日酔いや飲み会の後などに購入されているそうで、どちらも男性が中心とのこと。

 プレミアム海老のビスクは女性層を狙っており、「食事に合わせて飲みやすいようにエビの特徴を出しすぎず、万人受けする味を意識した」(ポッカサッポロ広報)という。リキャップできるボトルは持ち運びの目的のほか、女性が爪を傷めないようにという配慮もあるそうだ。

 カップの「海老のクリーミービスク」はパンが溶け出していることもあり舌触りがかなりもったりしていて、牛乳の風味が強い。粉末箱入りの「海老の贅沢ビスク」は飲み口こそさらりとしているが、トマトなどの野菜と海老の風味がしっかり出ている。一方、夕食向けの高級ラインとして用意されたレトルトの「海老の濃厚ビスク」はスープの粘度こそ高いものの、塩気やエビの風味などはやや薄いように感じられた。