ブランドによって味がまったく異なる!

 7ブランドを比べて、同じ「タピオカミルクティー」というメニュー名でも、お茶の香りの強さ、甘さ、さらにタピオカのサイズや質感にそれぞれ特徴があることが分かった。タピオカの粒の大きさが変わるだけで食感も異なり、かみごたえの強弱も変わってくる。これだけの違いがあるために、それぞれのブランドのファンがつき、共存しているのだろう。

タピオカドリンクを扱う7ブランドを食べ比べた結果。粒のサイズは店舗からの回答。甘さや味の印象は筆者が実際に食べた感想によるもの
タピオカドリンクを扱う7ブランドを食べ比べた結果。粒のサイズは店舗からの回答。甘さや味の印象は筆者が実際に食べた感想によるもの
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 ブームが盛り上がることによって近隣に類似ブランドが乱立することもあるが、「専門性の高い茶の店が新たにオープンすることで集客力が高まり、周辺の同業店舗の売上も伸びる傾向がある」とゴンチャジャパンの葛目社長は話す。さらにタピオカはホットドリンクとの相性も良い。そのため、季節による売り上げの変動が少ないこともブームが長続きする要因かもしれない。また、タピオカが入っていることで満腹感も得られて、カフェでドリンクと甘いものを頼むよりは安上がりという点も若年層から支持を集めた理由の一つだろう。

今回飲んだタピオカドリンクのカップの蓋部分。ほぼ全てのブランドがこのようなシーリングをしており、タピオカが通るサイズの太いストローを突き刺して飲む。されているので、持ち歩いてもこぼれにくい。COCO都可を運営するTastea Trustea Japanの齋藤香緒里氏は、「持ち歩いてもこぼれにくいという利便性も若者の流行や文化にうまくはまったのではないか」と話す。
今回飲んだタピオカドリンクのカップの蓋部分。ほぼ全てのブランドがこのようなシーリングをしており、タピオカが通るサイズの太いストローを突き刺して飲む。されているので、持ち歩いてもこぼれにくい。COCO都可を運営するTastea Trustea Japanの齋藤香緒里氏は、「持ち歩いてもこぼれにくいという利便性も若者の流行や文化にうまくはまったのではないか」と話す。
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(文/桑原恵美子)

■変更履歴
記事のタイトルを「タピオカドリンク大戦争 コーヒーに飽きた人から支持」から「タピオカドリンク大戦争 ブーム再燃の理由とは?」に変更しました[2019/12/10 13:30]