【日立アプライアンス】購入時の鮮度のまま寝かせる「新鮮スリープ野菜室」

フラットな前面でクリスタルガラスを採用した日立アプライアンスのWXシリーズとXGシリーズ
フラットな前面でクリスタルガラスを採用した日立アプライアンスのWXシリーズとXGシリーズ
[画像のクリックで拡大表示]

 冷蔵室の下段に設置された「真空チルドルーム」で売り上げを伸ばしている日立アプライアンス(以下、日立)。今回発表された新製品は、真空チルドルームに加えて従来から好評だった「新鮮スリープ野菜室」、「デリシャス冷凍」の3つの技術をさらに進化させたという。

 新鮮スリープ野菜室は、その名前の通り、野菜を眠らせてみずみずしさと栄養素を長持ちさせる機能。野菜から出るエチレンガスやニオイ成分をプラチナ触媒で分解し、炭酸ガスを生成。この炭酸ガスが野菜の気孔を閉じ、野菜の呼吸活動が低下することで、栄養素の消費を抑制するという仕組みだ。新製品には、従来よりも能力を強化した「新プラチナ触媒」を採用し、従来の製品に比べて、炭酸ガスの濃度が約1.2倍高まったという。

7日間保存後の比較。従来の製品に比べて、炭酸ガスの濃度が約1.2倍高まった新製品。ブロッコリーの緑が鮮やかだ
7日間保存後の比較。従来の製品に比べて、炭酸ガスの濃度が約1.2倍高まった新製品。ブロッコリーの緑が鮮やかだ
[画像のクリックで拡大表示]

 また、野菜室の構造も見直した。野菜室を上部から覆う「うるおいカバー」を追加。これで密閉性が高くなり、水分を閉じ込めて乾燥を防ぐという。そして、余分な水分は「うるおいユニット」でケースの外に放出し、野菜室はいつも適度な水分量を維持しているのだそうだ。

新鮮スリープ野菜室を上部から覆う「うるおいカバー」(オレンジのふた)を追加
新鮮スリープ野菜室を上部から覆う「うるおいカバー」(オレンジのふた)を追加
[画像のクリックで拡大表示]

 新たな新鮮スリープ野菜室と、3年前の製品の「うるおい野菜室」で7日間保存後に比較検証した結果、大葉の水分量は従来製品が残存率69.4%だったのに対して、新鮮スリープ野菜室は残存率が86%に、ビタミンEは従来より12%、ビタミンCは約4%アップした。

 「野菜は購入時の鮮度が最も良いと考え、その鮮度を保つことに注力しました。野菜はラップをしないでそのまま野菜室に置くだけで良いというところがポイントです」と、日立アプライアンス、栃木家電本部冷蔵庫設計部の青木和昭主任技師は話す。

冷蔵庫の2大メーカーが「野菜室」で大激突!?(画像)
[画像のクリックで拡大表示]