「暴君ハバネロ」(実売価格100円)。2018年1月にリニューアル。辛さはそのままに、ベースとなる生地を見直した。20~30代の独身男性の購入率が高く、酒のつまみにする人も多いという

激辛食品マイルド化 メーカーが語る驚愕の真相とは

2018年07月20日
  • 湖池屋「スティックカラムーチョ ホットチリ味」(実売価格198円)。味がからみやすいよう細切りにしたジャガイモを揚げ、唐辛子の辛味にオニオン、ガーリックなどのうまみをプラスしている。カラムーチョブランド全体の累計販売個数は20.3億袋(2018年6月15日時点)
  • 「暴君ハバネロ」(実売価格100円)。2018年1月にリニューアル。辛さはそのままに、ベースとなる生地を見直した。20~30代の独身男性の購入率が高く、酒のつまみにする人も多いという
  • 2018年3月に発売された「魔性ウメデューサ」(実売価格100円、2018年7月下旬に終売予定)。梅肉エキス入りの生地に梅エキスパウダーで味付けし、昆布やかつおのうまみを加えている
  • 「暴君ハバネロ・パク盛」(実売価格100円、2018年7月下旬に終売予定)。パクチー風味の「マシマシパクチーパウダー」が付いている。今後は米菓や珍味などの新しい売り場にも置けるシリーズ品の開発を検討していくという
  • 「日清のとんがらし麺 うま辛海鮮」(実売価格100円)。2000年に発売開始。麺に唐辛子を練り込んでおり、スープは海鮮ベースにビーフのうまみとローストした唐辛子の風味を利かせている。「辛さ調節パウダー」付き。「一般的に即席麺は冬に伸びる傾向があるが、とんがらし麺は季節の影響を受けにくい傾向にある」(日清食品マーケティング部第6グループの猪井正史ブランドマネージャー)
  • 「ユーザーは『より辛いもの』よりも新しい刺激やサプライズを求めていると考え、新フレーバーの開発にも取り組んでいる」(湖池屋広報)。2018年6月に発売した「湖池屋 シビれスティックカラムーチョ 椒辣辛味噌」は、カラムーチョに中国産の山椒の果皮である「花椒(ホワジャオ)」を加えて味噌風味にしている
  • リニューアル前のとんがらし麺のパッケージ
  • 激辛スナック7商品を食べ比べた結果。図の見やすさを優先し、表記を簡略化している