過去10年の二輪車販売台数の推移。排気量50cc以上は微増だが、50cc以下が減少していることが分かる(出典:日本自動車工業会)

原付バイクが消滅に向かう“2つの理由”

2017年06月30日
  • 平成18年規制のころに登場した、インジェクションを搭載したスクーター用の50ccエンジン。当時としては画期的なものだった
  • インジェクション搭載50ccエンジンの解説。小さなエンジンでも、大型バイクやクルマと同じメカニズムが必要(出典:ホンダ「テクノロジークローズアップ」)
  • 左の図は2016年の排気量別販売台数と構成比。右はここ10年の二輪車販売台数の推移。排気量50cc以上の販売台数は微増だが、50cc以下は減少していることが分かる(出展:日本自動車工業会)
  • 過去10年の二輪車販売台数の推移。排気量50cc以上は微増だが、50cc以下が減少していることが分かる(出典:日本自動車工業会)
  • 電動アシスト自転車といえばヤマハの「PAS」。日本の法規では、動力のついたのりものは基本的に免許が必要と定められているが、それを覆したヤマハの努力に拍手
  • 1958年に発売された「スバル 360」。安さと高い走行性能で、当時のモータリゼーションを推進した
  • 1967年に発売されたホンダの「N360」。前輪駆動による広い室内空間と、二輪技術をベースにした高出力エンジンで大ヒットした
  • 1958年に登場したホンダの初代「スーパーカブ」。アンダーボーンフレームで女性でも乗りやすく、全体がカバーされているため、未舗装路でも安心して乗ることができた
  • ホンダの初代「スーパーカブ」のエンジン。当時の50ccバイクは最高出力が2PS(馬力)前後だったのに、スーパーカブは4.5PSもあった
  • 人気のヤマハ「YZF-R25」。スタイリッシュでパフォーマンスも高いが、乗りやすく作られている。昔のレプリカモデルとは違う
  • ホンダの大型ネイキッド「CB1300 SuperFour」。巨大なバイクだが驚くほど乗りやすい。免許を持っていて、またがってみて足さえつけば、いきなり乗っても大丈夫
  • ホンダの電動バイク「EV-neo」。現在はリース販売専用車。二輪のクラスとしては、原付(50cc)とほぼ同じ
  • ヤマハの電動バイク「E-Vino」。価格は21万9000円。1回の充電で約29km走行できる
  • 世界的名車、ホンダ「スーパーカブ」。よく走り、燃費がよく、壊れない。現在は中国で生産されており、50ccと110ccモデルで、同じボディーを使用する
  • 初代モデル「モンキーZ50M」のイメージを踏襲したホンダの「モンキー・50周年アニバーサリー」。モンキーの生産終了が発表されたためか、発売から3カ月ほどで売り切れてしまった
  • 黒と赤が印象的な「モンキー・くまモン バージョン」。現在、ホンダの日本での二輪生産は、すべて熊本製作所で行なわれている。残念ながら、このモデルも売り切れ
  • 最終モデルとなるホンダの「モンキー・50周年スペシャル」。その昔ヒットしたメッキモンキーの現代版。全身メッキ加工のため非常に高価だが、最後らしいゴージャスなモデルとなった。500台限定で生産され、希望者はオーダー専用サイトから申し込む