やせるのではなく「引き締めたい」女性が増加

 ベルト式の機器をウエスト部分に巻いて筋肉を鍛える製品は多い。だが、これらの製品とシックスパッドの大きな違いは「ウエストのサイズダウンが目的ではなく、筋肥大を目的とした製品であると訴えたこと」(川口グループリーダー)。既存の製品はどちらかというと運動があまり得意でない人が使うイメージがあった。だが、シックスパッドは「体を鍛えた結果、引き締まってやせる」という訴求で、運動が好きで体を鍛えたいという人に向けてスポーツジムでの宣伝活動を行った。

「シックスパッド ボディフィット 2」(直販価格1万9800円)。ウエスト、腕、脚など、気になる部分に使える
「シックスパッド ボディフィット 2」(直販価格1万9800円)。ウエスト、腕、脚など、気になる部分に使える
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 ユーザー構成比は男性6割、女性4割。筋肉の肥大をうたった商品が女性からの支持を得たのはなぜなのか。

 「ただやせたいというだけでなく、引き締まった健康的な体を目指す女性が増えてきたのではないか」と、川口グループリーダーは分析する。2010年前後から加圧トレーニングがブームになり、女性がジムに通って体を鍛えることが珍しくなくなった。さらに、雑誌やテレビなどで「健康美」を売りにする女性タレントやモデルが増え始め、女性誌でも体幹や筋肉を鍛える特集が組まれるようになった。そんななかで、腹筋専用だけでなく、腕や足にも使えるパーツ用をそろえるシックスパッドが女性の支持を得たのだろう。実際にパーツ用は女性を中心に売れているそうだ。

シックスパッドは女性モデルを使った広告にも力を入れている
シックスパッドは女性モデルを使った広告にも力を入れている
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