ここだけの限定品が充実

 ショップには、ここでしか手に入らないオリジナル製品がそろう。例えば、もともと測量業務のために開発されたのだが、屋外でも使える耐久性のあるハードカバー仕様が人気になり、現在はヤチョラーと呼ばれるファンも多い「測量野帳」のオリジナルバージョンや、測量野帳を入れるための専用缶、測量野帳をくるりと包むノートカバー、ファイルボックスと金属フレームを組み合わせたキャビネットなど。異素材や異なる用途だったものを組み合わせた「BRIDGE」的な製品だ。

ここでしか買えない、測量野帳が10冊入れられる緑の缶ケース。ほかに、5冊入る黄色と緑の缶も用意されている
ここでしか買えない、測量野帳が10冊入れられる緑の缶ケース。ほかに、5冊入る黄色と緑の缶も用意されている
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 また、各種のクリップをびんに詰められるだけ詰めて購入できるクリップバイキングや、コクヨのオリジナル用紙「MIO PAPER」を使ったシンプルな無地のノートといった、普遍性のある「TIMELESS」的な製品も用意されている。さらに、賞状を入れる紙筒を短くしてペン立てなどに使えるようにした製品や、汎用的に使える六角形の革製ケースといった、ちょっと視点を変えて用途を広げた「VIEW CHANGE」的な製品も豊富だ。

さまざまなサイズ、形状のクリップを好きなだけ瓶に詰めて購入できる「MIX CLIPS」(1びん800円)
さまざまなサイズ、形状のクリップを好きなだけ瓶に詰めて購入できる「MIX CLIPS」(1びん800円)
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ファイルボックスと金属製フレームを組み合わせたストックファニチャー。ファイルボックス(2800円~)やハンドル(900円~)、トロリー(1万8000円~)など好きに組み合わせて購入できる
ファイルボックスと金属製フレームを組み合わせたストックファニチャー。ファイルボックス(2800円~)やハンドル(900円~)、トロリー(1万8000円~)など好きに組み合わせて購入できる
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コクヨ製品以外のものも、このショップのコンセプトに合うものをセレクトして販売。1616アリタジャパンのカップなどが並んでいる
コクヨ製品以外のものも、このショップのコンセプトに合うものをセレクトして販売。1616アリタジャパンのカップなどが並んでいる
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 直営店ならではのサービスとして、測量野帳とオリジナルノートの購入者は、500円で表紙に箔押しで名入れできるコーナーがある。文字は英数記号を20文字まで。縦組も横組も可能。オリジナルノートはA5とB6の2サイズから選べる。箔は金と銀と白から選べる。注文書に必要事項を書いてスタッフに渡すと、その場で丁寧に箔押しをしてくれる。好みの文字が表紙に入ったノートは、想像以上にオリジナリティーがあって、自分だけのノートを手に入れたぜいたくな気分になる。これは「HALF MADE」的なものなのだろう。プロジェクトリーダーの鈴木氏は、「コーヒー片手にショップ内をブラブラ歩けるように商品の棚を配置している。商品を見ているうちにアイデアが生まれたり、相乗効果が生まれればうれしい」と話す。

箔押しの名入れサービスが使えるノート
箔押しの名入れサービスが使えるノート
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このように箔押しで好きな文字を入れられる
このように箔押しで好きな文字を入れられる
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「THINK OF THINGS」のオリジナル包装。箔押ししたノートは、このようにラッピングしてもらえる
「THINK OF THINGS」のオリジナル包装。箔押ししたノートは、このようにラッピングしてもらえる
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 ほかにも、オープンから3日間は、コクヨの昔からの製品である洋式帳簿の小口をマーブリングで染める技術を応用したしおり作りの実演が行われたりなど、さまざまなイベントを開催予定。営業時間は10時から20時までと、やや閉店は早いが、駅から近いわりに人通りが少ない場所なので、原宿近辺でちょっと休みたくなったとき、打ち合わせのスペースを探しているときなどに重宝しそうだ。

オープニング記念で行われたマーブリングの実演。コクヨ伝統の技術なのだ
オープニング記念で行われたマーブリングの実演。コクヨ伝統の技術なのだ
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当時の洋式帳簿の小口は、このようにマーブリングで染められていた。この模様は同じものはないためセキュリティーに使われていた
当時の洋式帳簿の小口は、このようにマーブリングで染められていた。この模様は同じものはないためセキュリティーに使われていた
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(文・写真/納富廉邦)