当サイトの連載「出張! ホリプロ保育園 」でおなじみ、ホリプロ所属のタレント・安田美香氏は小2男児と年中女児の子を持つママ。最近、ママ友との間で話題になったとあるスタンプラリーが気になったという。

 2018年春、首都圏で話題を読んだスタンプラリー「5路線合体 Fライナーロボ トレインファイブ(以下、トレインファイブ)」。駅でパンフレットなどで目にした人も多いのではないでしょうか。

 トレインファイブは、東武鉄道、西武鉄道、東京地下鉄(東京メトロ)、東急電鉄、横浜高速鉄道の5社が2018年3月に相互直通運転開始5周年を迎えることを記念して企画したスタンプラリー。指定駅に行ってスタンプを押し、それを各社指定の景品引換所に持っていくと、相互直通運転で使用している電車のオリジナルペーパークラフトがもらえます。集めた5つのペーパークラフトを組み立てて合体させると、オリジナルの「5路線合体 Fライナーロボ トレインファイブ」が完成。さらに、5社すべてのスタンプを集めると、コンプリート賞として、トレインファイブに装着する6つ目のパーツがもらえます。

 電車とロボは、まさに男子が大好きな組み合わせ。ですが、パーツを集めてロボにするという企画は、どのような経緯で生まれたのでしょうか。5社を代表して、東京地下鉄 需要創出・マーケティング部の涌井信幸氏に伺いました。

「5路線合体 Fライナーロボ トレインファイブ」は2018年3月16日に東武東上線、西武池袋線・西武有楽町線、東京メトロ副都心線、東急東横線、横浜高速みなとみらい線の相互直通運転5周年を迎えたことを記念して企画されたスタンプラリー。ロボット5000セット分が用意され、2018年2月24日〜3月31日まで実施されました
「5路線合体 Fライナーロボ トレインファイブ」は2018年3月16日に東武東上線、西武池袋線・西武有楽町線、東京メトロ副都心線、東急東横線、横浜高速みなとみらい線の相互直通運転5周年を迎えたことを記念して企画されたスタンプラリー。ロボット5000セット分が用意され、2018年2月24日〜3月31日まで実施されました
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相互直通運転から「合体」というキーワードが浮かんだ

 「ただスタンプラリーを実施するのではなく、ゲーム性があるほうが面白いのではないかと考えた。(東京メトロでも実施している)謎解きゲームのようなものもあるが、今までなかったこととして、5社の景品を集め、何か“モノ”を完成させるという企画を考えた」と、涌井氏。5社それぞれの担当者と広告代理店とともに企画を練り上げるなかで、あるキーワードが浮かび上がったそうです。

 「相互直通運転ということで、『合体』というキーワードが浮かび、戦隊モノのロボットをひらめいた」と涌井氏は振り返ります。さらに5社、5周年の「5」という数字から、トレインファイブという架空の戦隊ロボットが誕生しました。

「飯能から中華街」という範囲の広さに驚がく

 トレインファイブがママ友の間で話題になっていた理由は、電車と架空のロボットという組み合わせの妙だけではありません。スタンプラリー未体験の私も、そのエリアの広さにびっくり!

【スタンプ設置駅】
東武鉄道東上線 「ふじみ野駅」
西武鉄道池袋線 「飯能駅」
東京メトロ有楽町線・副都心線 「小竹向原駅」
東急電鉄東横線・大井町線 「自由が丘駅」
横浜 高速鉄道みなとみらい線 「元町・中華街駅」


【景品お渡し場所】
東武鉄道東上線「川越駅」
西武鉄道池袋線・新宿線「所沢駅」
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)駅」
東急電鉄東横線「横浜駅」
横浜高速鉄道みなとみらい線 「みなとみらい駅」


 埼玉県飯能市から、明治神宮前や自由が丘という東京都心部を挟み、横浜の中華街まで一都二県にまで広がるそのエリアに「それぞれが遠すぎて、ペーパークラフトを完成させられる人がいるのか」と考えた人も少なくはなかったでしょう。実際に挑戦してみました。

Fライナーでささっと移動

 3月20日火曜日。春休み中の息子を連れて、渋谷駅から出発します。10時39分発の特急「元町・中華街」行きに乗車します。

西武鉄道の車両。渋谷から自由が丘までは154円でした(ICカード利用)
西武鉄道の車両。渋谷から自由が丘までは154円でした(ICカード利用)
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 10時47分に自由が丘駅に到着しました。窓口でスタンプラリー台紙をもらい、改札外のスタンプ台で、1つ目のスタンプを押します。次の目的地はみなとみらい。そこで駅員さんに薦められたのが「みなとみらいチケット」(自由が丘駅からだと850円。乗車する駅によって金額が変わる)。東急線各駅(一部の駅を除く)から横浜駅までの往復乗車(東急線内下車前途無効)と、みなとみらい線1日乗り降り自由のチケットがセットになったものです。

 みなとみらいに向かうために乗車したのがFライナーです。Fライナーとは、埼玉県西部と横浜方面を結ぶ5社相互直通運転区間における速達性の高い直通列車の愛称。平日、および土曜日・休日の日中時間帯に約30分間隔(東急線、みなとみらい線、東京メトロ有楽町線・副都心線内では約15分間隔)で運行されています。

タイミング良く、「Fライナー」に乗車。東京メトロ副都心線の車両です
タイミング良く、「Fライナー」に乗車。東京メトロ副都心線の車両です
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 11時18分に自由が丘駅を出発し、約20分後に横浜駅に到着しました。ここで記念すべき1つ目の景品をゲット!

横浜駅でもらった景品のペーパークラフト
横浜駅でもらった景品のペーパークラフト
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駅員と作戦会議

 11時45分発の急行「元町・中華街」行きに乗り、元町・中華街駅へ。2つ目のスタンプを押します。せっかくなので中華街でランチを取ることに。点心を食べ歩いたりおかゆを食べたりして、がぜん楽しくなってきました!

 12時45分発の各駅停車「渋谷」行きに乗り、みなとみらい駅へ。ここで2つ目の景品をゲットするとともに、駅員さんに今後の回り方について相談です。埼玉エリアは別日にして、とりあえず今日は小竹向原駅までを目指すことになりました。

みなとみらい駅では、トレインファイブの左脚をゲット!
みなとみらい駅では、トレインファイブの左脚をゲット!
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 13時53分発のFライナー特急「飯能」行きに乗り込みます。飯能という行き先表示に「ここ、横浜ですよね?」と思わずひとりごとをつぶやいてしまいました。飯能まで乗り換えなしで1時間30分ほどで行けるんですね。

みなとみらいからはFライナー特急に乗車。途中の自由が丘駅、渋谷駅、小竹向原駅で運転手の交代が見られました。改めて、異なる路線の運転手が同じ車両の一つのハンドルを握っているのだと実感
みなとみらいからはFライナー特急に乗車。途中の自由が丘駅、渋谷駅、小竹向原駅で運転手の交代が見られました。改めて、異なる路線の運転手が同じ車両の一つのハンドルを握っているのだと実感
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 14時42分、小竹向原駅に到着です。みなとみらいチケットは自由が丘駅までだったので、乗り越し運賃を精算して3つ目のスタンプを押します。

小竹向原駅でスタンプを押します。自由が丘駅から小竹向原駅までは391円でした(ICカード利用)
小竹向原駅でスタンプを押します。自由が丘駅から小竹向原駅までは391円でした(ICカード利用)
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 続いて景品をもらうために、15時6分発のFライナー急行「元町・中華街」行きに乗車。

Fライナー急行「元町・中華街」行き。丸くてかわいい車体の東京メトロ副都心線10000系車両でした! 小竹向原から明治神宮前までは237円でした(ICカード利用)
Fライナー急行「元町・中華街」行き。丸くてかわいい車体の東京メトロ副都心線10000系車両でした! 小竹向原から明治神宮前までは237円でした(ICカード利用)
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 15時21分、明治神宮前駅に到着。実は学生時代、小竹向原駅にほど近い場所に住んでいた私。いつの間にか明治神宮前駅まで乗り換えなしで行けるようになっていたとは……。ふだん使わない路線だと分からないことも多いものですね。3つ目の景品をゲットして、1日目はここで終了しました。

副都心線では顔と胴体を手に入れました
副都心線では顔と胴体を手に入れました
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 次回、ついに完成したトレインファイブが登場します! お楽しみに。

(構成/樋口可奈子)

安田美香
ホリプロのアナウンス部に所属。立教大学文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科にて、芸術学修士号取得。小学2年生の男の子と保育園年中の女の子の子育て中。1人目を出産後、”子育ての孤独”を感じた経験から「ホリプロ保育園」えんちょー、「3・3産後サポートプロジェクト」発起人などをつとめ、子育ての声を集め発信している。Jリーグ中継リポーター、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(水曜アシスタント)などに出演中。
ホリプロ保育園オフィシャルブログ http://lineblog.me/yasudamika/
安田美香オフィシャルブログ http://ameblo.jp/xanadu09/
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