2020年までに全国20店舗を目指す

 もう一つの提案として、実際に花器に入れてどのように飾るか、また、自分でギフト用にラッピングをすることもできるフィッティングスペースというものを設けているが、このスペースは非常に小さく、場所もレジの後ろという微妙な位置にあるのが少し残念だ。ショップで、自らフラワーアレンジやギフト用のラッピングをじっくりできるというDIYギフトを想定していくと、少し違和感があるかもしれない。このスペースについて宮嶋社長は、「まだ試験段階。今後改良していく」と話していた。

レジ後ろにあるフィッティングスペース。宮嶋社長いわく、「今後改良する予定」とのことだ
レジ後ろにあるフィッティングスペース。宮嶋社長いわく、「今後改良する予定」とのことだ
[画像のクリックで拡大表示]

 WONDER FLOWERは、アトレ目黒に続き、「2017年、2018年は首都圏を中心に数店舗、2020年までに全国20店舗の展開を目指している」(横井室長)という。4路線で1日66万5千人の乗降客数のある目黒駅。「駅は街の顔であり、そのフロントに位置するこのWONDER FLOWERからも文化を発信していければ。いずれは花と衣・食など、ライフスタイル関連のコラボもしていきたい」と宮嶋社長はいう。生花販売の老舗でありトップリーダーが仕掛ける新業態はまだ始まったばかり。自宅用の需要が定着するのか、ふらりと立ち寄って楽しむショップとして成熟していくのか、今後の提案に期待したい。

(文/三井三奈子 写真/稲垣純也)