サービスは省略、トッピング形式で選ぶシステムに

 WONDER FLOWERでは多くの生花店で行っている、切り花の根元に保水のためのペーパーやアルミホイルを巻くというサービスを省いた。「サービスを省いたぶん、価格を抑えることを徹底し、花を日常の中に気兼ねなく取り入れていただけたらと考えています」(横井室長)。保水ゼリーとホイルを巻く場合は100円、ラッピング(クラフト紙、リボン、保水ゼリー、ホイル)でギフト仕様にしたいときは300円を別途支払う、というスタイル。つまり“素うどん”ならぬ“素フラワー”で、必要であればどんどんトッピングしていく、ということだ。

持ち帰り用のフラワークラッチ。長い切り花用は枝が出るように作られている
持ち帰り用のフラワークラッチ。長い切り花用は枝が出るように作られている
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 店内は7坪。決して広くはない。ただし、「フランスのフラワーショップのようにふらりと立ち寄って花を買い、そのまま自宅に持ち帰る」というフラワースタンド的コンセプトであれば十分な広さともいえる。問題は価格にお得感を感じないこと。「1束399円で低価格」とうたうのであれば、もう少しボリュームが欲しい。またはもう少し価格を下げてほしい、というのが花好きである筆者の第一印象。そのあたりを日比谷花壇の宮嶋浩彰社長に聞いてみた。

店内は7坪。切り花のほかに枝物も少し置かれている
店内は7坪。切り花のほかに枝物も少し置かれている
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 「WONDER FLOWERは日比谷花壇の運営ということを伏せていますが、実際の仕入れは日比谷花壇と同じで生花の品質には自信があります。きちんと水揚げ(切り口を整えて水分を吸い上げやすくする処理)されており、安売りされている店のものと比べて花持ちが違います。花を購入される場合、気になるのは花持ちの期間。長く持ち、それが目に見えるというのはお客様にとって非常に大事なことだと思うのです。さらに『日持ち保証販売』といって、生花購入後5日以内に枯れた場合、代わりの生花と交換する制度を採用します」(宮嶋社長)

日比谷花壇の宮嶋浩彰社長
日比谷花壇の宮嶋浩彰社長
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 たしかに買うときに「長く持つかどうか」は非常に気になる要素だ。自宅用として買うときに「ここで買う花はいつも長持ちする」となれば、それは強い購買動機となる。