老舗店も台湾系メニューを開発

 名古屋めしのひとつとして知られる、あんかけスパゲティの人気店「からめ亭 丸の内店」では1年半ほど前から台湾ミンチを乗せた「台湾まぜスパ」をメニューに出すようになった。当初は期間限定の予定だったが、台湾まぜスパを目当てに来店する客が増えたため、通年メニューとして販売することになったという。

 「台湾まぜそばの認知度が高いため、『台湾○○』とついているメニューに興味を示してくれる人は多い。また、ラーメンが好きな人はSNSなどの情報を活用しているので、台湾まぜスパも口コミで広がったようだ」と、からめ亭の店長は分析する。

「からめ亭」の「台湾まぜスパ」(972円)
「からめ亭」の「台湾まぜスパ」(972円)
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 1931年創業の老舗うどん店「三朝」では、台湾ミンチを乗せたメニューを10種類以上もそろえている。

 「カレーうどんをアレンジした『台湾カレーうどん』は30年前からメニューに加えているが、客の要望に応える形で約2年前から種類を増やしている」(三朝の佐枝慎一店主)

 既存の名古屋めしの店が台湾系の新メニューを取り入れることにより、テレビや雑誌の取材が増え、新顧客の開拓につながるということもあるようだ。

「三朝」の「台湾どてマヨ幅広きしめん」(写真左、1000円)、「台湾みそ煮込み」(850円)
「三朝」の「台湾どてマヨ幅広きしめん」(写真左、1000円)、「台湾みそ煮込み」(850円)
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